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2006年10月 アーカイブ

2006年10月03日

胃が痛いのに、悪くない?(胃痛のある方へ)

「胃が痛いんです!何件も病院に行って検査したのに、
どこも異常がないといわれるんです。」

良くあるんですよ、こういう方。
検査で出るのは、潰瘍や糜爛(ビラン)その他にもポリープ、
それに胃酸の過多やピロリ菌など・・・。

そのように組織の変性や目に見えるようなものは
お医者は対処できるのですが、「ただ胃が痛い」とか
そういう「目に見えないもの」は苦手なんですね。
検査で何も出なければ、
「胃は何も悪いところはありません。大丈夫です。」となってしまう。
本人は「何が大丈夫なんだろう?
こんなに痛いのに、こんなに気分が悪いのに・・・」だったりして。

そんな方がよく来院されます。そんな人によく説明のは、
胃が悪い人の中には、「胃が痛む人」と、
「胃は痛くなくて、背中が痛い人」とが居てて、
また逆で、「背中が悪くて、背中が痛い人」と
「背中が悪くて胃が痛む人」も居てる、と言う事。
他にも胃は悪くないけど、胃の神経痛の方もあるんです。

胃が悪い人には、胃がよくなる治療をしますし、
胃が悪くないけど胃が痛い人や神経痛の方は、
背中の治療や肋間神経痛の治療をすればよい訳です。

胃と背中は相関関係になっているので、両方悪い事も考えられます。

「原因不明の胃痛」だと思っていおられる方はありますか?

2006年10月09日

昔と今では体が違う!(骨をボキボキしない訳)

子供の持久力が、過去最低だと云う。
残念な事ではあるが、ただ今に始まった事ではない。
昭和の真ん中くらいで生まれた僕でも、
朝から晩まで暴れまわっていた僕でさえ、明治とかの人には負ける。

江戸時代や、明治、大正くらいまでの人は、体の鍛え方が違う。
大抵のことは人力でやっていた時代だ。
例えば「カゴかき」がそうだ。
人一人をカゴに乗せて、2人でかつぐ。
そして早足で長距離歩く。
50キロの人を乗せたとして、負担は25キロ。
この負荷をせおって歩いていける人は、現代は少ないだろう。
人力車だって、1日に百キロを移動したという。
道だって、タイヤだって悪かっただろうに、その体力!

明治生まれの僕の師匠が見ていた患者と、
僕の見ている患者は違う。
昔とでは体の鍛え方が違うので、筋肉や靭帯の力の強さがまったく違う。
今の人は筋肉も弱いが、靭帯も弱い。
昔の人なら大丈夫でも、今はすぐ捻挫をしたりするのはそのためだ。
基本の体力が違うので、前の治療法のままではダメな場合があるのだ。

骨をボキッと入れるのは、靭帯などがシッカリしていてこそ効果的。
今の人の身体では、余計に悪くなる事もありえる。

特に運動などしたことのない人などには向かない。
靭帯が弱い人だと、関節に炎症を起こす事も考えられます。

骨をボキッと鳴らしたりするカイロプラクティックは、
19世紀のアメリカで生まれた。
「大草原の小さな家」そんなイメージだと思う。
その頃のアメリカ人は力仕事が多く、やっぱり現代のアメリカ人とは違う。
最近のアメリカのカイロが、ボキッしないソフトカイロが主流なのも、
多分同じ理由だろう。

長くなったので、続きは改めて・・・。

2006年10月16日

腋から肘の内側を通って小指まで痛む!

首から肩が痛いという人は数多く来院されるのですが、
胸部から腋、そして肘の内側を通って小指まで痛む人は少数派。
それも夜寝れないくらい痛むと言う。

MRIや何やらと色々と検査をされて問題がなく、
また別のところで「顎から」と診断されて調整したことが有るそうだが、
痛みがつながっていないので違うと考え、ご本人に訊いて見る。
「お腹をひどくぶつけたとか、手術したこととか無いですか?」

「自転車で転んで、骨盤の際を、いやっと言うほどぶつけました!」
やっぱり!
腹部がひっぱって、周りに障害がでていたんです。
頚椎ヘルニアや顎関節症とは、やはり無関係でした。

腹部を調整していくと痛みが取れ、
2回目に来院された時は、ニコニコされながら入ってこられたので、
こちらも嬉しくなりました。

今回は怪我をされたのが原因でしたが、
お腹を不用意に強く押したり、おもいっきりマッサージなどをすると、
悪く効いてしまって、自分で痛みを作ることもあります。
お腹も腰と同じで、体の「要」ですから、気をつけて下さい。

2006年10月24日

これが、産後のひだち?(出産後の調子が悪い方へ)

出産した時から、ずっと腰痛です」そう言われる女性は多い。
それは、若いママもいれば、子供さんが社会人という人もいたりして・・・。

これから出産という方があれば、是非言っておきたい事がある。
出産後、3日は歩かないこと! しっかり腹帯を締めること!
これが産後に体調を壊さないのに重要です。

出産する時、「骨盤が開く」と言いますが、
正確に言うと、全身の靭帯がゆるむホルモンが出て、
骨盤の合わせ目(恥骨結合)がずれて、産道が広がるのです。
ですから、全身の靭帯が緩んでいる間に、ウロウロ歩き回ったりしたら、
骨盤やら何やら、どこでもがズレてしまいます。
特に骨盤がズレます。
骨盤のゆがみが悪いのは、最近しきりに言いますね。
3日間はできるだけ動かないこと!

骨盤が緩んでいる時に、腹帯をしっかり締めないと、
骨盤がゆがんで太る原因になったりします。
生んだら終わりでなく、産後もシッカリ締める!

最近は、産後に安静にするとか、誰も教えてくないようなのです。
来院された若いママは、産院から帰ったら、
いきなり掃除機を掛けたと言っておられました。
他にも似た様な人は大勢で、恥骨が開いたままだったりします。
まさに全身倦怠感、頭痛、腰痛とフルコースの原因です。
「全身がバラバラになったようなんです!」と言われたりします。

ゆがんでしまった場合は、早いほど治りが早いです。
ほっといて良くなる物ではありません。
ゆるんだ骨盤は、締めないと締まらないし、
締まったまま固まるように、特別な治療をしないといけません。

さっさと治療して元気なママになりませんか?

2006年10月28日

「チャングム」にも出てきた話?!(意外な原因の腰痛)

僕は見ていないのだが、うちの家内は「チャングム」の大ファンである。
家内が言うには、「うちでもチャングムのストーリーに似たことがあった!」と
そう言うのだ。

今から4、5年前の事だ。
ギックリ腰を起こしたと、若い女性が来院された。
それがなかなかに手強い腰痛で、どうも原因がつかめない。
「なんかしてへんか?」と訊いてみても、
「何もしてません」としか返事がもらえない。
「何でもいいから、朝からしたことを言ってみて」とお願いしてみた。

「朝起きたら調子が悪かったんで、頭痛薬を飲みました。
そのあと目に付いたんで、お土産にもらった朝鮮人参酒を飲んで、
その後すぐに動けなくなりました。」
やっと判った! 薬で悪くなっていたんです。
肝臓がこたえて、それが腰痛を引き起こしていたんですよ。
肝臓を解毒するようにもっていったら、彼女はやっと動けるように。
ほっとしました。

聞けば「チャングム」でも似た話があり、
王子様が、漢方薬と食事に入っていた朝鮮人参の作用で、
全身がマヒして動けなくなってしまい、宮中は大騒ぎに!
そこをチャングムが原因を突き止めて~、と話は続くそうな・・・。

普通の漢方薬は組み合わせで使いますが、
朝鮮人参は特殊な薬で、単独でしか使いません。
健康にいいからと、手当たり次第飲まないようにして下さい。
海外土産のお薬で、悪くなる人は意外と多いのです。
説明書きも読めないですからね(笑)。

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