「膝から下が、ともかく痛むんです」と言って現れた患者さん。
前に息子さんが来院されていて、勧められたらしい。
「ベッドに寝てください」と声をかけると、
そろそろと慎重に歩いてこられて、ベットに腰かけ、
右足を「よいしょ!」と、両手でベットの上にまで持ち上げてられました。
右足が痛くて、曲げれないし、伸ばせないらしい。
見た瞬間、右膝から下がよじれているのがわかりました。
それを言うと、「1ヶ月前から痛みだしたけど、
膝を痛めた覚えは全くないんです」という返事です。
でも、よくよく話を聞いてみると、3年くらい前からたまに痛み、
正座をして足が疲れると、右足だけちょっと外によけていたのを
思い出されました。
最初の治療で、膝のよじれを取るように治療をすると、
痛みがとれて足が曲がるし、伸ばせるように。
「歩いてみてどう?」と言って、歩いてもらったところ、
右足をかばったような歩き方をされる。
「痛い?」と聞くと、「痛くないけど、怖いんです」とのこと。
もうちょっと治療すると、より普通に歩けるようになり、
その日は歩きと電車で帰宅されました。
「膝を変な方向に曲げないこと!」と注意しておいたのですが、
何かの拍子に悪くなったようで、数日後の一度痛くなりましたが
治療を重ねてほぼ普通の生活にもどられました。

