メイン

先生のひとりごと アーカイブ

2006年08月28日

ハイヒールにひとこと(お尻の痛い方へ)

靴屋の前を通ると、ピンヒールというのか、踵の細いミュール(?)などが並んでいる。
カワイイ外見にかかわらず、これが将来の腰痛の元だと、知っている人がいるのかどうか。。。

ハイヒールの履いている人の後ろを歩いていると、片側だけをグネグネと捻って歩いている。
本人は気がついていないだろうが、後ろからから見ると一目瞭然。
靴の後ろの縫い目が片足はまっすぐ、片足は斜めになったまま。

ある日突然に脚が痛くて、そのようなヒールが履けなくなってしまう方が多い。それはそんな歩き方をしていた人たちだ。
 そのうち、お尻が後ろに飛び出すようになったり、腰の湾曲が深くなったりしてしまう。
腰は両足で支えているので、脚の片方が傾いていたら腰をちゃんと支えられない。
しかし直ぐには痛くはならないのがミソ、10年後にでてくる腰痛の種なのだ。
腰というよりお尻が痛い方、十年前を思い出してみてください。

そんな原因の腰痛は、腰を治しても治りません。
まず足を治さないといない。思い当たる方はありますか?

2006年08月31日

膝がバキッといった日から
(膝・半月板脱臼と言われた方へ)

スポーツをしている時に、膝がバキッといった!その時も変に思ったけど、
その後から膝がドンドン痛くなってきた。
痛くて、階段が下りれない~!
膝をかばっていたら、腰も股関節も痛くなって。。。

こんな症状は膝の半月板が飛び出している状態です。
半月板は膝のクッションになるブヨブヨしたもので、
急に膝をねじったりした時に押し出されてしまう事があります。

お医者さんでは半月板は手術しかないように言われがちですが、
半月板を正しい位置にもどす手技が伝わっているんです。
手技ですから、当然手だけで治します。

ただ、内側の半月板は飛び出しやすいのに、治りにくく、
外側の半月板は飛び出しにくいが、治りは早い。
膝の外側が痛い人なら、数回の治療で治ります。
残念ながら内側はもっと回数がかかってしまいます。
どちらにしろ、痛くなってから日が浅いほど早く治ります。

ついでに言いますと、水を抜かない内の方が治療しやすいです。

2006年09月01日

女子アナが歪んでいる!(生理痛のある方へ)

家内が、僕とテレビを見ると「つまらない」と言う。
ついつい日頃のクセで、「このアナウンサー歪んでるなぁ
変な曲がり方で、按摩に行き倒してる体や。」とか、
「これは胃が悪い、生理痛もあるなぁ」とか、
ついつい解説してしまうので、嫌がられる。

家内が「この女優さん、美人だねぇ」と言っても、
体の歪みが気になって、綺麗だと気がつかない。。。

生理痛は骨盤がいがんでいると起こりやすい。
骨盤は消化器系の内臓と、生殖系の内臓を支えるドンブリのようなもの。
例えれば、お豆腐とお豆腐のパックと思ってもらいたい。
お豆腐に異常がなくても、パックがいがめばお豆腐は崩れてしまう。
それと同じで骨盤がいがめば、中の内臓も元気とはいかない。

婦人科と冷え性も付き物なのも、どちらも骨盤の歪みが関係するから。
骨盤が歪むのには、股関節・膝・足首のひずみが関係するので、
膝を痛めたのが原因で生理痛が悪化したりもする。
足首をいためて足を引きずり、骨盤がずれる事もある。
骨盤を(足も)治して、生理痛とオサラバしてみませんか?

来院された患者さんは、骨盤と言わず全身調整します。

2006年09月02日

椎間板ヘルニア?(太ももの外側が痛い方へ)

お尻と、太ももの外側がずっと下まで痛む。
お医者さんに椎間板ヘルニアと言われた。
「では、手術でしょうか?」と訊き返すと、
「それがねぇ、切るほど大きく出ていないし、すごい小さいわけでもない。
手術するほどではないから、様子をみてみましょう。」
そう言われてしまった。。。
こんなに痛いのに何件か病院に言って言われる事は同じであった。
医者によってはレントゲンで異常無しといわれた。

痛みが、お尻から太ももの真後ろを通って、足先まで続く、
この症状がいわゆる「座骨神経痛」で、その原因が「椎間板ヘルニア」だ。
背骨の間で緩衝材として働いている椎間板がひしゃげて、
中に入っていた中身が飛び出し、座骨神経を圧迫するから痛むという。
ただ、「太ももの真後ろ」が痛いときは、「坐骨神経痛」で間違いないが、
「太ももの外側」が痛む場合は「坐骨神経痛」ではない!!

「太ももの外側が痛い」のは坐骨神経痛ではないので、
手術では治らない。
それは腰に原因があるわけではなく、足に原因があるからだ。
足の捻挫をほっておくと、いつかカバーしきれなくなって
太ももの外側の筋肉が痛み出してしまう。
根本原因は足の甲のズレなのだ。
この腰痛は腰を手術してしまうと治りにくくなってしまうので、
是非その前に相談していただきたい。

2006年09月05日

あれぇ、何時の間に?(生理痛のある方へ)

「先生、私、生理痛がなくなったんです!」
そう突然言われた。
彼女は肩や腰などが痛いと来院され、治療をしていました。
だから他のところまで良くなって、驚かれたようです。
「そりゃそうや、色々と治しているもん」
「え~、そうなんですか? 生理も正常になったし、
肌まで綺麗になったんですよぉ。」
なんか肩や腰が痛くないより、その方が嬉しい様子。

身体は全体で1つ。
身体は、肩や腰、手、足などのパーツで出来てる訳ではありません。
全体のバランスを取れば、全体が良くなってきます。彼女も崩れていた女性ホルモンのバランスが取れてきたんです。
特に腰は「要」です。
骨盤には、消化器系、婦人科系の内臓が収まっているので、
腰痛が治れば、そういった症状も一緒に良くなっていきます。
腹筋、背筋、骨盤のバランスがとれれば、内臓も良くなっていくのです。

2006年09月09日

「腰痛は何回で治りますか?」(よくある質問です)

「私は腰痛なんですが、何回で治りますか?」
電話でこう訊いてくる方がある。
気になるのは判るのですが、これがほとほと困る質問なのである。。。

「私は風邪なんですが、病院に何回行けば治りますか?」
こう病院に電話したとします。答えを想像できますか? 
本人の自己申告通りに風邪だとしても、喘息もちとか糖尿があるとか、
色々な状況が考えられますし、
高齢なら肺炎に移行していることも考えられます。
本人は風邪だと言っても、それは素人判断ですから、
風邪ではなく、もっと重篤な病気の初期症状かもしれません。

本人に「ただの腰痛です。」と言われても、電話では何とも言えません。
腰痛にも色々な原因や状況が考えられるからです。
「お医者さんに○○と言われました」と言われる方もありますが、
医師とは診断のポイントが違うので、参考程度にしかなりません。
これは実際の話ですが、足が痛くて病院に行かれて、
お医者さんにレントゲンを見ながら「異常ないですね」とだけ言われ方がいます。
そういう痛みをとるのが、まさに僕の仕事なので、
診断ポイントが違うのをわかっていただけるでしょうか。

百聞は一見にしかず、見てみないことには判りません!

「腰」っていったいドコですか?(前項の補足も兼ねて)

最近の健康ブームのせいか、様々な雑誌や本に、
「腰痛なら、このツボ」「肩こりなら、このツボ」などど、
図解入りでのっていたりします。
大抵は定石通りの処方で、まあ妥当なセンをいっているのですが、
「腰痛」「肩こり」などというククリでは、大まか過ぎですね。

「腰痛です」と来院される方たちには、「どこが痛いですか?」と尋ねて、
ご自分で、場所を指さしてもらうことにしています。

どれくらいの種類があると思われます?
背中の下部が痛い人、まさにウェストが痛い人、お尻が痛い人、
右だけ(左だけ)が痛い人、両側とも痛む人、
肩からウェストまで全部痛い人、お尻から足まで続いて痛い人、
実は股関節が痛いんですと言い出す人まで、色々です。
「腰」ってドコだと思います?
痛いところが違えば、当然原因も治療法も異なってきます。
腰痛だからここのツボ、そんな単純なものではないですよ。

腰(あたり?)が痛くなる原因は色々と考えられます。
足からきてたり、内臓からきてたり、場合によっては全然関係のない顎からきてたり、
肩こりからきていたりとまさに多種多様!
その上にそれらが複合している事すらもあります。
「これで痛みが取れるハズ!」と思っても、スッキリ行かない時、
患者さんが「もう三十年前ですけど、階段で滑って、マンガみたいに
お尻でドンドンドンと落ちてきた事があります。」とか、
「病気じゃないから言いませんでしたけど、帝王切開はしてますよ」とか、
しゃべってくれる時があります。
尾骶骨! 手術の後遺症! 原因がわかれば治療はできます。痛みをとれます。
手術の場合などは、腹筋を切られるために、
左右の筋肉のバランスが崩れてひっぱられ、
腰痛にかぎらず色んな症状の原因になったりすることがあります。
関係ないと思わずに、何でも病歴・怪我暦を教えて下さい。
これもとっても大事です。

2006年09月11日

顎からくる症状・その1(頭痛のある方へ)

一口に頭痛と言っても、痛む場所によって原因が違います。
今回は顎が原因の場合なので、痛むところは側頭部。
コメカミから耳の周辺にかけての痛みについてです。

前に頭痛で来院された若いお母さんがありました。
小さいお子さんを膝に乗せていた時に、
その子が暴れて、その頭がお母さんの顎を直撃したんですね。
気の毒にもアッパーカット状態?!
その途端に、頭痛・吐気などが襲ってきたとか。。。
これは1度や2度ではなく、何度もあったそうですが、
小さい子に怒ってもしょうがないですしねぇ。

もともと顎は咀嚼をするために、前後左右に動くようにできています。
遊びのある構造になっているので、その分ズレやすいのです。
コメカミはなんでコメカミというかというと、
お米(食べ物)を食べて噛むと動く場所だからで、
顎が歪めば、側頭部に負担がかかってくるのです。

奥歯が悪くて、片側だけで噛んでいてズレることもありますし、
原因は色々とあります。
アッパーカットの場合は、不意打ちという要素もあるので、
顎だけでなくムチウチの治療が必要な場合もあります。

あと、顎からくる症状は、耳鳴り、腰痛、と続く予定です。

2006年09月12日

骨はくっついたのに?!(骨折後の後遺症がある方へ)

僕の師匠(故人)は明治生まれ。
頑固で凝り性で、器用な上にとても研究熱心な人でした。
その師匠は「体の骨はどれでも動かせる」と豪語して、
実際に頭蓋骨の歪みだって直しました。
僕はそこで、13年の弟子生活を過ごしました。。。

骨折は医者の領分で、骨がくっついたら「完治」で終り。
でも、骨折するほどのショックをうけた患部は、
折れていると同時に、かなり骨がずれているのです。
骨はくっついているのに、シビレや痛みがある、
そういう場合は微妙なズレが治っていないからなのです。

2年前に足を骨折した小学生の男の子。
2年も経つのにまだ足を引きずると、お母さんに連れられてきました。
流石に筋肉が柔らかい。1回の治療で普通に歩いてました。

大腿骨を折って、人工骨頭をいれた80歳を過ぎた女性。
手術をしても、やっぱり歩けないと娘さんに連れられて来院。
最初はタクシーで乗り付けられてていたのが、
回数を重ねると電車で一人で来れるまでになりました。

腕を骨折され、骨はついても指先にシビレが残る、そんな方も多いです。
それも、肘や手首、指の骨などがズレたままだったりするからです。

痛み、シビレが取れない方、ズレを疑ってみませんか?

2006年09月14日

顎からくる症状・その2(耳鳴り・難聴の方へ)

耳鳴りや難聴の患者さんに、
「アゴからきてますね」と言うと、とても驚かれます。

信じてもらえない、そう言った方がいいかもしれません。
(もちろん全ての耳鳴りや難聴がそうなのではありません!)

耳の直ぐ前に指を当てて、口をパクパクさせてみて見てください。
ペコペコと動くのが判ると思います。
「耳」と「顎」は、とても近い場所にあり、
顎関節と内耳は直接に小さな靭帯でつながっています。
顎がずれたまま使っていると、耳に影響がでてくる事も多くあるのです。

顎と肩甲骨と骨盤は、連動して悪くなります。
当然、体の使い方からでも顎はズレますし、
スポーツでぶつけたとか、交通事故でとか、
歯が痛くて片方で噛んでいたとか、原因は色々です。

顎は前後左右、またはねじれた様ににズレますが、
左右の場合でしたら、自分で手で触れて確認できる場合もあります。
一見ずれていなくても、歯並びから来ている事もあります。
歯の正中がそろっていても、自分でそろえている事もあるので、
あまりアテにはなりません。

顎を治療始めると、かみ合わせがドンドン変わっていきます。
それと同時に、就寝時にマウスピースを使用していただくと
より早く治っていきます。
ただ、治る途中で歯を削られると、その後ずれてしまうので、
虫歯ならともかく、歯の治療は跡回しでお願いします。

2006年09月15日

自転車とぶつかった~!(むち打ち症の方へ)

この仕事をしていると、変な偶然が続く時がある。
一番驚いたのは、同姓同名の初めての患者が同じ日に現れた時。
読み方が同じで、漢字が一字だけ違う女性、
お互いのことをまるっきり知らない人が、何故か同じ日に来院。
その後、その名前の人が来られた事もないので、まさに「その日」だけ!
それが2回ありました。

そして、最近は「自転車にぶつかった」と言う人が続いて来院。
すっかり「ムチウチ」が流行っているような?

肩がこる、頭や首が痛い、腰が痛い、吐気がある・・・。
自転車にぶつかった時は、何ともなかったのに、
翌日から「変だな」と思い始めて、段々ひどくなってきた。
雨に日には、余計にしんどい。

そんな症状なのが、「ムチウチ」。
追突事故でなる事が知られていますが、それだけではなく、
不意のショックでなってしまいます。
階段から落ちてもムチウチです。
珍しい人では、ジェットコースターでなった人もあります。
「身構えていない時」にショックをうけるとなるモノなので、
正面衝突でも、「ぶつかる!」と思って身体を固くしていると
ならない事もあります。

西洋医学では、特に理解されいてないようですが、
古武道の世界には、治療法が伝わっています。
柔術や空手道、剣術などにも投げ技があり、
そのショックを治療する為に色々な療法が存在します。
入門したてで、投げられてばっかりの人をケアするためにです。

ダルマ落としのおもちゃを思い浮かべて下さい。
コンと軽く刺激をいれると、その上がガタガタとずれますね。
ムチウチはそれと同じで、背骨がコンとショックを受けて、
ガタガタ蛇行したような状態になっているのです。
多少のズレなら、修正されていきますが、
ダルマの頭が落ちてしまうようなショックなら、
完全に「ムチウチ」です。

早ければ早いほど、早く治ります。

2006年09月19日

そこまで気になる?(O脚・X脚の方へ)

随分前の話だが、家内の知り合いがO脚を治すのに、
何十万円のローンを組んだという話を聞いた。
痛いわけでもないだろうに、随分と気になるもののようだ。
ただ、下手に治そうとして急に痛くなったという人もあるので、
一言書いておきたい。

「膝と言うのは股関節と足首(足関節)の真ん中にある。
膝は単独で動くのではなく、股関節と足首との連携で動く」
と言うことである。
「膝よくっつけ!」と、膝だけベルトで締めてもくっつきません。

原因は色々ありますが、足首・股関節・骨盤が主な原因です。
雑誌などで「骨盤を治したら、O脚も・・」みたいな記事も
よく見かけますが、骨盤と足首、または骨盤と股関節、
ペアで治していかないと、よくなりません。
1箇所だけ治すと、他の場所に負担がかかり、
痛みがでてしまう場合があるんです。

女性のO脚は、結構すんなり治ってくれます。
筋肉が比較的にそう強くないので、治りやすく、
「歩くと膝が当たって変な感じ」と気味悪がられた事も。
しかし、一度困ったのが男性のO脚。
サッカーのやりすぎでO脚になってしまったという方。
こじれて悪くなっていたので、かな~り厄介でした。

2006年09月23日

技術の伝達(目下の悩み・・・)

「半月板の入れ方を、コメントで教えて下さい」
このコメントを読んで、かなり面食らってしまった。
そんなに簡単なものだと思われているのかという驚きと、
技術を伝える難しさと再認識したからだ。

僕は師匠の他にも、名人と言われた先生方から色々と教わったが、
その先生方は技術をもったまま、後継者という人を作らないまま
亡くなってしまった人が多い。
治療法は、先人の大きな遺産なので途切れてしまうことは
大きな損失だ。
ただ、それを伝えるのが、ものすごく難しい。

見よう見まねで「出来た!」と思っているだけではダメ。
効果があるという事は、失敗したら悪くなるという事。
両刃の剣、治療法にはそんな一面もある。
細心の注意を払って、慎重に操作していかないといけない。
神経をつかう難しいものなのだ。

「先生、ちゃんと後継者を作って下さいね!」と
患者さんには、はっぱを掛けられるが、
漫才の相方のようにくっつく事になる弟子との
相性のことなど考えると、
「う~ん・・・」と答えを濁してしまうのだ。

家でできる事はないですか?(これも良くある質問・その2)

僕の調子が悪い時、家内になんとか僕を治療させようと思うが、
どうも何も出来ない。
自分では自分の背中すら見えないし、歯がゆくてしょうがない。
「こうすれば!」とは思うのだが、実行できないから、かなり悔しい!

さて、「自分でできることはないですか?」とか、良く聞かれる。
特に遠くから来られる方など、教えてあげたいのは山々なのだが、
熟練がいるものは無理だし、かなり限られてしまう。

そのなかで、一番お勧めなのが、ムチウチの治療だ。
一人ではできないので、家族のだれかと来ていただく必要があるが、
そう難しくない。しかも、毎日やるととても効果的なのだ。

それ以外の方々には、
「姿勢を善くする事。常に左右対称!」
「寝ながらテレビを見たり、本を読んだりしない」
「足を組んだり、横すわりをしない」
「身体をねじって、じっとしていない」

うちの患者さんでも、横すわりを止めただけで、
腰痛が無くなってしまったという女性もいる。
自分で悪いところを作らないように、
くれぐれも姿勢に気をつけて!

2006年09月29日

指が曲がりません!(たかが突き指、されど・・・)

メールで質問をいただきました。
「指の第二関節に軟骨ができていると言うことなんですが治るでしょうか。
前から時々痛かったのですが、昨日から急に指がはれ上がって、
痛くて動かないんです。
今日友達に聞いたのですが、もう遅いので明日電話をします。」
「指を手術しないと」と病院で言われてショックだったようです。

早速来院されると、指が赤く腫れ上がり、痛々しい。
指の関節を見て触ってみると、どうも指の関節が回転しているように思える。
それに関節の部分がどうも狭いようだ。
「コレはどこかで指先をぶつけましたね。
一度や二度でなくて、何度も突いていますね。
それでこのような形になったんです。
それと指の関節のところには、小さな骨が在り、
滑車の働きをしているのですが、
その小さな骨が関節の中に入ると痛くて動かない、
もしくは動きにくくなるのですよ。」

治療の際、指の関節だけをすぐに触ろうとする人が多い。
ましてや突き指を引っ張ろうとする人も居るが、
引っ張ると多くの場合、逆にその部分が余計に縮む。
というのは筋肉とか靭帯は、ゴムの性質と良く似ていて
引っ張れば緊張して、縮む力が大きくなってしまうからだ。

指の関節を観察した後に、背中の筋肉から肩 ひじ 手首と緩めました。
すると「先生痛くないしうずかなくなりました。動かないだけです。」
そして、最後に指の関節を調整すると、ちゃんと握れるようになりました。
「完全にはまだ無理ですけれど、
こんなに一回でよくなるとは思いませんでした!」と喜んでいただきました。
今回は時間を掛けて悪くなったものなので、指の関節を調整しても、
最初はすぐにずれてしまいます。
その良い状態がドンドン固まってきてはじめて治ったということです。

指のトラブルや、腱鞘炎。手術は最後の最後の手段にとっておいて、
まずは関節を調整してみませんか?
次は突き指からくる、別の症状について書いてみます。

2006年09月30日

顎(あご)からくる症状・その3(腰痛の方へ)

顎関節からの腰痛というと、不思議に思う方も居られるでしょう。
確かに西洋医学では、不思議だと考えるでしょうが、
東洋医学では、それも当たり前だったりします。
実は、歯医者さんでも、常識になりつつあるんですよ。

例えば、ある歯がかけたりして噛めなくなるとします。
すると反対側だけで噛み始めると、足腰に力が入らなくなる。
また、けつまずきやすくなる。
また、足が上がりにくくなる。
多くの場合には、かむ側の筋肉が緊張すると同時に、
骨盤も同じ側が緊張するので、そちら側が重心側になる場合が多い。
しかも片側だけで噛むと、ねじれがおこり易くなる。
普通ではない、変な感じに体がねじれます。

ある患者さんが、腰が痛くて来院。
「何もしていないのに腰が痛くなってしまったんです。
先生どうしてでしょうか?」と言われます。
「顎がどうも気になりますね。歯をどうかしませんでしたか。」と
訊き返しますと、
「親知らずが痛くて、でもまだ頭が出ていないので
抜いていないんです。」との返事。
それでいつも噛まないところで噛んでいるわけです。
体重のかけ方をみれば、すぐわかります。
「親知らずが原因です!」と言うと、
患者さんは、狐につままれたという表情。

顎を調整して、患者さんには楽になって頂きましたが、
完治するには、歯医者さんにも通って頂かないといけません。
両側の歯で、バランスよく噛むこと。
他の原因でも、噛みあわせが悪いと、色々な症状がでてきます。
歯を大事に、健康と美貌と長生きのコツです!

2006年10月03日

胃が痛いのに、悪くない?(胃痛のある方へ)

「胃が痛いんです!何件も病院に行って検査したのに、
どこも異常がないといわれるんです。」

良くあるんですよ、こういう方。
検査で出るのは、潰瘍や糜爛(ビラン)その他にもポリープ、
それに胃酸の過多やピロリ菌など・・・。

そのように組織の変性や目に見えるようなものは
お医者は対処できるのですが、「ただ胃が痛い」とか
そういう「目に見えないもの」は苦手なんですね。
検査で何も出なければ、
「胃は何も悪いところはありません。大丈夫です。」となってしまう。
本人は「何が大丈夫なんだろう?
こんなに痛いのに、こんなに気分が悪いのに・・・」だったりして。

そんな方がよく来院されます。そんな人によく説明のは、
胃が悪い人の中には、「胃が痛む人」と、
「胃は痛くなくて、背中が痛い人」とが居てて、
また逆で、「背中が悪くて、背中が痛い人」と
「背中が悪くて胃が痛む人」も居てる、と言う事。
他にも胃は悪くないけど、胃の神経痛の方もあるんです。

胃が悪い人には、胃がよくなる治療をしますし、
胃が悪くないけど胃が痛い人や神経痛の方は、
背中の治療や肋間神経痛の治療をすればよい訳です。

胃と背中は相関関係になっているので、両方悪い事も考えられます。

「原因不明の胃痛」だと思っていおられる方はありますか?

2006年10月09日

昔と今では体が違う!(骨をボキボキしない訳)

子供の持久力が、過去最低だと云う。
残念な事ではあるが、ただ今に始まった事ではない。
昭和の真ん中くらいで生まれた僕でも、
朝から晩まで暴れまわっていた僕でさえ、明治とかの人には負ける。

江戸時代や、明治、大正くらいまでの人は、体の鍛え方が違う。
大抵のことは人力でやっていた時代だ。
例えば「カゴかき」がそうだ。
人一人をカゴに乗せて、2人でかつぐ。
そして早足で長距離歩く。
50キロの人を乗せたとして、負担は25キロ。
この負荷をせおって歩いていける人は、現代は少ないだろう。
人力車だって、1日に百キロを移動したという。
道だって、タイヤだって悪かっただろうに、その体力!

明治生まれの僕の師匠が見ていた患者と、
僕の見ている患者は違う。
昔とでは体の鍛え方が違うので、筋肉や靭帯の力の強さがまったく違う。
今の人は筋肉も弱いが、靭帯も弱い。
昔の人なら大丈夫でも、今はすぐ捻挫をしたりするのはそのためだ。
基本の体力が違うので、前の治療法のままではダメな場合があるのだ。

骨をボキッと入れるのは、靭帯などがシッカリしていてこそ効果的。
今の人の身体では、余計に悪くなる事もありえる。

特に運動などしたことのない人などには向かない。
靭帯が弱い人だと、関節に炎症を起こす事も考えられます。

骨をボキッと鳴らしたりするカイロプラクティックは、
19世紀のアメリカで生まれた。
「大草原の小さな家」そんなイメージだと思う。
その頃のアメリカ人は力仕事が多く、やっぱり現代のアメリカ人とは違う。
最近のアメリカのカイロが、ボキッしないソフトカイロが主流なのも、
多分同じ理由だろう。

長くなったので、続きは改めて・・・。

2006年10月16日

腋から肘の内側を通って小指まで痛む!

首から肩が痛いという人は数多く来院されるのですが、
胸部から腋、そして肘の内側を通って小指まで痛む人は少数派。
それも夜寝れないくらい痛むと言う。

MRIや何やらと色々と検査をされて問題がなく、
また別のところで「顎から」と診断されて調整したことが有るそうだが、
痛みがつながっていないので違うと考え、ご本人に訊いて見る。
「お腹をひどくぶつけたとか、手術したこととか無いですか?」

「自転車で転んで、骨盤の際を、いやっと言うほどぶつけました!」
やっぱり!
腹部がひっぱって、周りに障害がでていたんです。
頚椎ヘルニアや顎関節症とは、やはり無関係でした。

腹部を調整していくと痛みが取れ、
2回目に来院された時は、ニコニコされながら入ってこられたので、
こちらも嬉しくなりました。

今回は怪我をされたのが原因でしたが、
お腹を不用意に強く押したり、おもいっきりマッサージなどをすると、
悪く効いてしまって、自分で痛みを作ることもあります。
お腹も腰と同じで、体の「要」ですから、気をつけて下さい。

2006年10月24日

これが、産後のひだち?(出産後の調子が悪い方へ)

出産した時から、ずっと腰痛です」そう言われる女性は多い。
それは、若いママもいれば、子供さんが社会人という人もいたりして・・・。

これから出産という方があれば、是非言っておきたい事がある。
出産後、3日は歩かないこと! しっかり腹帯を締めること!
これが産後に体調を壊さないのに重要です。

出産する時、「骨盤が開く」と言いますが、
正確に言うと、全身の靭帯がゆるむホルモンが出て、
骨盤の合わせ目(恥骨結合)がずれて、産道が広がるのです。
ですから、全身の靭帯が緩んでいる間に、ウロウロ歩き回ったりしたら、
骨盤やら何やら、どこでもがズレてしまいます。
特に骨盤がズレます。
骨盤のゆがみが悪いのは、最近しきりに言いますね。
3日間はできるだけ動かないこと!

骨盤が緩んでいる時に、腹帯をしっかり締めないと、
骨盤がゆがんで太る原因になったりします。
生んだら終わりでなく、産後もシッカリ締める!

最近は、産後に安静にするとか、誰も教えてくないようなのです。
来院された若いママは、産院から帰ったら、
いきなり掃除機を掛けたと言っておられました。
他にも似た様な人は大勢で、恥骨が開いたままだったりします。
まさに全身倦怠感、頭痛、腰痛とフルコースの原因です。
「全身がバラバラになったようなんです!」と言われたりします。

ゆがんでしまった場合は、早いほど治りが早いです。
ほっといて良くなる物ではありません。
ゆるんだ骨盤は、締めないと締まらないし、
締まったまま固まるように、特別な治療をしないといけません。

さっさと治療して元気なママになりませんか?

2006年10月28日

「チャングム」にも出てきた話?!(意外な原因の腰痛)

僕は見ていないのだが、うちの家内は「チャングム」の大ファンである。
家内が言うには、「うちでもチャングムのストーリーに似たことがあった!」と
そう言うのだ。

今から4、5年前の事だ。
ギックリ腰を起こしたと、若い女性が来院された。
それがなかなかに手強い腰痛で、どうも原因がつかめない。
「なんかしてへんか?」と訊いてみても、
「何もしてません」としか返事がもらえない。
「何でもいいから、朝からしたことを言ってみて」とお願いしてみた。

「朝起きたら調子が悪かったんで、頭痛薬を飲みました。
そのあと目に付いたんで、お土産にもらった朝鮮人参酒を飲んで、
その後すぐに動けなくなりました。」
やっと判った! 薬で悪くなっていたんです。
肝臓がこたえて、それが腰痛を引き起こしていたんですよ。
肝臓を解毒するようにもっていったら、彼女はやっと動けるように。
ほっとしました。

聞けば「チャングム」でも似た話があり、
王子様が、漢方薬と食事に入っていた朝鮮人参の作用で、
全身がマヒして動けなくなってしまい、宮中は大騒ぎに!
そこをチャングムが原因を突き止めて~、と話は続くそうな・・・。

普通の漢方薬は組み合わせで使いますが、
朝鮮人参は特殊な薬で、単独でしか使いません。
健康にいいからと、手当たり次第飲まないようにして下さい。
海外土産のお薬で、悪くなる人は意外と多いのです。
説明書きも読めないですからね(笑)。

2006年11月09日

いつから痛いの?(首が痛む方へ)

「1ヶ月前から首が痛いんです」そういう方が来院されました。
首が右側にかしいでいて、辛そうです。
「思い当たる原因は?」と聞いてみると、
「前に接骨院で首をボキッといわされから、それ以来ずっと変なんです」との事。
それも最近の事とと思ったら、なんと15年も前の話で、
1ヶ月前というのは、よりヒドクなっただけだったんですね。。。

首は右にかしいでいても、痛むのは左側でした。
右側の筋肉が首をひっぱっていくので、左側に負担がかかっていたんです。
こういう場合は、痛いからと左ばっかりをもんでいると
余計に悪くなってしまう。
左の筋肉が緩んでいて、右が強すぎるから悪い訳なので、
バランスをとることが必要なんですよ。

僕としては、ボキッと骨を動かすことは、ほとんどしません。
その理由は前にもブログに書きましたが、
運動不足の現代人には向かない方法だと考えるからです。
靭帯がよほど強い人でないと、逆に悪くなる場合があるのです。

「首も痛くないし、肩こりもとれてる!」と
患者さんには喜んでいただきました。
今回は、首だけでなく顎も背中も色んな操作をいれましたので、
一概に首だけが悪かったわけではないのですが、
自分でもボキボキ骨を鳴らすのは止めた方がいいでしょう。
「この骨をこう動かす」というプロならイザ知らず、
素人がやるのは、かなり危ないと言わざるおえません。

2006年11月20日

首の手術を勧められたんですが・・(手がしびれる方へ)

「肩こりと手のシビレが有るんです」という方が来院されました。
首の手術を勧められて、それを聞いて驚いた知り合いに、
「騙されたと思って行ってみなさい。」と勧められたとか。

全ての神経は「脳みそ」から出ているので、
普通に考えると、「脳みそ」と「手首」の間の「首」あたりに
原因があると思われがちですが、
症状が続いていない場合は、別々に悪い場合があるんです。
その方の場合、悪いのは「肩」と「手首」。
単発で傷めてられたので、首とは無関係でした。
正座をすると足がしびれる。誰もが体験することですが、
正座をして足の血管と神経が圧迫されて起こります。
別に腰が悪い訳でも、背骨が悪い訳もありません。

「手首の先がしびれる」とか、「肘から先がしびれる」とか、
そういう場合は、ただ「手首がずれている」だけ、
「肘がずれている」だけだったりするのです。
手首や肘を調整すると、「痺れてません!」と驚かれたりします。

首から手先まで、糸を引いたように続いて痛んだり
痺れたりする場合は、首が悪いと思われます。
その事は、また別の項で詳しく書きます。

2006年12月07日

「異常ありません」とは?(肩甲骨・肩・上腕が痛い方へ)

「病院と喧嘩したった。」という人が現れた。
肩甲骨から右肩、腕に掛けて、痛くてたまらないのに
検査で「異常ありません」と言われたからだという。
湿布を貼ること3年間だそうだ。

この方を後ろから見ると、右肩を天井から吊ってあるかの様に
そこだけが、くっと上がっている。

もっと詳しく見ると、背骨と肋骨の間が亜脱臼を起こしていて、
これで痛くない訳がない! 骨がずれているんだから!
レントゲンを見た医師が、骨折も脱臼もヘルニアもないので、
背中の異常を見過ごしたのだろう。
または痛くて、たまたまそういう形になったと見たのか、
首の異常を疑って、背中のレントゲンを撮らなかったのかも。

ごくっと肋骨をいれたら、「あれっ痛くないワ」と一言。
背中から筋肉がひっぱって、腕にまで負担がかかっていたので、
肋骨が入れば、もう腕の痛みもとれてました。

この方は、技もいるが、力もかなりいる職人さんなので、
仕事のひっかかりで亜脱臼をおこされたのかもしれない。
それでも、かなりのショックはあったと思うので、
場合によっては、段々悪くなたのであろうが、
基本的に我慢強い人なのだろう。

軟骨や靭帯はレントゲンでは映りません。
だから、膝の半月板ですとか、肋骨の軟骨部分とか、
医師の見落としやすい異常は、色々あります。
骨と筋肉・靭帯があるべき場所にあれば、
それで治まってしまう痛みも、また色々あるのです。

2006年12月29日

怪我ばっかり!(骨折の後遺症のある方へ)

「私は病気はしたことがないんだけど、怪我ばっかり!」
伺ってみると、8年前に左膝の骨折。
6年前に背骨の圧迫骨折。去年は脊柱管狭窄症。
最近は右膝の半月板脱臼。。。と、確かに多いです。

治療をしていくと、悪くなった経過を逆行していきますので、
新しいものから早く治り、隠れていた古傷がでてきます。
どうしても「ココが治ったら、前に痛かったココが痛む。」
そういう感じで治療が進んでいくのです。

この方もその順序で治ってきていて、
今現在は腰痛がほとんど無くなり、伸びなかった左膝が段々と伸びて、
動きが良くなってきました。
ご本人も痛みが無くなり、左膝も動いてきて、ほっとされたようです。

更年期を過ぎると、女性は骨折しやすくなります。
若いときは何とも無いような簡単な事で折れたりします。
仮に骨折しても、ちゃんと治療すれば、痛みはとれてきます。

骨そしょう症のある方は、事前におっしゃって下さい。
無理のない治療をいたします。

今月はバタバタして、なかなかブログを更新できませんでした。
2007年は気合も新たに、まい進していきたいと思います。
今後とも、どうぞ宜しくお願いいたします。

2007年02月24日

早く言って欲しい!(前立腺肥大の方へ)

「1月は行く、2月は逃げる」
よく聞く言葉だが、なるほどその通り!
このブログも気になりながら、なかなか更新できずに日が過ぎてしまった。
これからは気合を入れなおしてかかります。

新年に実家に帰った時のことである。
親父がしょんぼりと「お父ちゃん、今度手術するねん。」と言う。
晴天の霹靂である! いつ僕が尋ねても「どこも痛くないし、悪くない」と
親父はずーっと言い続けていたからだ。
「親父、どーしてん?!」と尋ねると、どうやら前立腺肥大らしい。
前から尿が出にくかったものの、うちの家内の前では言えなかったようだ。
気持ちは判るが、早く言ってくれれば!

年明けから早速治療を開始。
親父を2.3回治療したところで、病院に検査にいかした。
そうしたら、残尿量が170ccから70ccに改善し、
手術は取りやめになった。ほっと一息。
また別に80代後半の男性も治療を始めたのだが、
こちらはちょっと手強い。
数回治療して詳しく聞いてみると、「最後の最後でドッと出る」と言う。
改善はされているもの、まだ回数がかかりそう。

2007年03月22日

今度は反対側!(腰と肩が痛む方へ)

右肩が上にも前にも動かない、まして後ろには全然いかない。
そんな方が来られた。
本人の話では「朝がた肩が痛いので目が覚めた。」ということであった。
以前 来院されたときは、右肩が痛いとのことで、四回の施術にて肩の痛みがほぼ取れた。
「次はまた調子が悪かったら来まっさー!」と笑って帰られた。

すると数週間後に電話があり、今度は左肩が痛いとのことで来院された。
二年以上前に腰椎の一番を圧迫骨折されているので、
「腰も痛い」と言いながら、上向きに寝るのが辛そうである。
今度は夜痛みがひどく、座薬を入れても痛みがひどいとの事であった。
腹部(おなか)が異常に緊張しており、上向きに寝ているのに
エラクもりあがる状態である。
普通は立っているときは、お腹が少々出ていても、
上向きに寝たときは凹むものであるが、変わらないのである。
コレでは余計に痛むのは当たり前!
と言うのは、妊婦さんが臨月近くなり、上向きになると腰が浮くようになって
腰痛になるのと同様に、腰が反り返っているのである。
その上で妊婦さんと違うのは、圧迫骨折をしているために腰が浮かず、
腹から背中までドーナツ状に緊張して、下についたままでなんである。
その腰の負担が、首と肩に来てしまっているのだ。

痛いところをかばっているうちに、他の場所が痛くなるのに似た状態だった訳である。
原因は「腰」で、結果が「肩」
普通は「肩が痛いから肩、腰は触らんでええ」という患者がほとんどであるが、
このように原因が他に有る場合も多くある。
首を触ると言うのではなく腹部の緊張をとってから肩を触ると痛みがほとんど取れた。
残っている部分で初めて肩関節の調整を行うことにより、
「あぁ楽になった。でもチョット痛みが残るなぁ。」という程度に回復。
「そんなに痛かったのが一回で取れないですよ!」と言いつつ
この患者の治療を終えました。

2007年03月27日

体はひとつ!(股関節が痛む方へ)

中学時代にならったのだろうか?
受精した卵子が2分割、4分割と割れていき、
最終的に人体に成るという話。
つまり、言いたいのは人体は全部で1つで、パーツではないって事。

「股関節が痛い」という若い女性方が来られました。
他にも肩こりはあるし、かみ合わせも気になるそうだ。
さて、これらの諸々の症状の原因が、足首の靭帯損傷だと言ったら
信じてもらえるでしょうか?

足の靭帯が伸びたとか、切れたとか言ってこられる方は意外と多のである。
それがために来られると言うのではなく、
「腰が痛い」「膝が痛い」「足首が痛い」「足の甲が痛い」、
場合によっては「頭が痛い」と言ってこられる患者さん方に
話を聞くと、そのようなことを言われる方が多いのである。

しかし、患者さんの中には、足は足であり、腰や膝は関係が無いと
思い込んでいる方が多い。
しかしそれは西洋医学のパーツで考える医術であって
日本の古来の医術とはかけ離れているのである。
足を捻挫して足を引きずって歩いていると、腰が痛くなると言う様な事を
経験している方も多いだろう。
足首の捻挫をして膝が痛くなった、という人もあると思う。
それは足首の骨についている筋肉が、むこうずねやふくらはぎの筋肉であり、
その筋肉が緊張すると、膝の関節をずらして膝が痛くなるというメカニズム。

さて、股関節が痛いという患者さんに、正座をしてもらったところ、
見事に左右の膝の長さが四・五センチ違うのである。
それには患者さん本人が一番驚かれていたかもしれません。
股関節も開かないし、10年前の足首の怪我も触るとまだ痛い!

そして足首をメインに施術を行った結果、
施術後に足の古傷を触ってもらうと痛みが取れたと同時に、
足が開くようになり、正座をしてもらうと膝の長さが大体揃ってしまった。
噛み合わせも楽になったとの事、こっちも嬉しい。

このように、足首からも股関節まで来ると言うことに、
患者さんは驚いておられたが、それは当たり前のこと。

足首だけが単独で動いているわけではないのであり、
腰や、股関節、、膝、そして足首があり指があって、
それぞれが連動して動いているのである。
体というのは単独で動いているところはどこも無いのである。

2007年04月10日

手術したんですけど(膝が痛い方へ)

「膝が痛い」という女性が来られた。
聴いてみると、去年に内視鏡で手術されたという。
膝に三箇所穴を開けて、半月板を手術をしたとのこと。

膝の外側が痛かったので、手術を勧められて、
手術をしたら痛みが取れて治るといわれてしたのに、
手術後は、膝の内側が痛く、曲げ伸ばしも痛いし、
まして正座などとんでもないという状態。

膝を観察してみると、膝から下にヒ骨と脛骨という二本の骨があるのですが、
その骨が外側に回転していたために痛かったのである。
その接合部分を治療するとすぐに痛みが止まり、
三回の治療で治ってしまった。このように簡単によくなる人もある。

病院は、骨折や骨のヒビなどには敏感なんですが、
微妙なズレなどは、私の守備範囲なんです。

2007年05月08日

こじれている!(腰がだるい方へ)

「腰がだるい」と言ってこられた某さん。
「痛くはない、腰がただだるい、それがずっと治らない」と言うのである。
(場所はウエストより上。腰と言うより背中下部といった場所だ)
検査をしてみると、どうも色んな治療を受けすぎて、
体が前後左右にかなりずれておかしくなっており、ねじれてもいるし、
その上内蔵の緊張まである!

治療によってこじれたものは、漢方では「壊病」と言う。
最初の症状が隠れている場合があるので、よくよく監察して
考えないといけない。

いろいろ考慮して「石がありませんか」と尋ねてみた。
すると「二十年ほど前に胆石があった」と言うことである。
施術はその周囲を緩めることにより、すぐ取れた。
といってもソコを触ったのでは、今まで色々なことをしすぎたため
余計に緊張が来るので、ソコとは離れたところを軽く刺激して
よくなったのである。

体というものはいじくり過ぎると、痛いというだけではなく
だるいとか、こそばいという異常感覚が出ることもあるのである。

2007年05月19日

腰痛の原因は?(腰が長年痛む方へ)

「腰痛はいつからですか?」と聞いてみると、
「ずっとですねん」との返事。

詳しく伺うと、60歳まえに前立腺がんの手術をされて、
腰に転移したと診断され、現在は70歳代で今でも痛いとのこと。
病院では「モルヒネを打ちましょう」と勧められているのだそうだ。

実際に治療をしてみますと、腰痛の原因は腰椎の4番目と5番目のズレ。
それに仙骨もズレていて神経痛をおこしていた。
回数を重ねて治療していくと、
「く」の字に曲がっていた腰が伸びてきて、
本人よりもご家族が「どうしたの!?」とビックリされたんだそうである。
背が伸びて、かなり若返って見える。
痛みも治まってきて「がんと腰痛が別物だった」と安心された様子。

「自分の腰痛はコレが原因だから、絶対直らない」などと思わずに
治療にトライしてみることも大切です。
プロの目からみたら、原因は別なところにあるかもしれません。

2007年05月24日

忘れた頃に(首が痛い方へ)

「首が痛い」という方が来られた。
治療してみると、悪いのは首ではなく、親指と手首。

聞いてみると30年前(中学・高校時代だそうだが)
親指を捻挫されていて、手首も骨折されていた。
親指と手首の調整で、首の痛みはほぼ取れてしまった。

首は去年の夏から痛み、冬を過ぎたら手首も痛み出し、
2週間前から腰まで痛み出したとか。
東洋医学に興味がない人には信じられないかもしれないが、
手の親指が悪くて、腸が悪くなることもある。
そして腸が悪くて、腰痛になることもあるんです。

子供の頃や学生時代の怪我、いわゆる古傷は忘れた頃にでてきます。
若くて体が柔らかければ、多少のダメージはカバーできます。
でも、男性も55歳を過ぎて、更年期を迎えるころ
体の弾力性が落ちてくると、古傷をカバーしきれなくなってきて、
色々な症状がでてきてしまうのです。

若い頃、腕白坊主だっり、スポーツに明け暮れていた方。
現在の不調の原因は、そこら辺にあるかもしれませんよ。

2007年06月12日

五十肩によく似た症状の方へ

右肩の動きが悪いという男性が来られた。
本人は五十肩と思われているようだったが、五十肩ではない。
手が挙がらないのではなく、動きが悪いだけで、
ある角度に挙げたときだけ痛むのだ。

見てみると肝臓が悪い。
肝臓の腫れが右肩を引っ張って、肩の動きを邪魔していたのである。
本人も疲れが溜まっている自覚はあったらしい。

肝臓の治療をメインに体を治していくと、
1回の治療でほとんど肩の痛みは取れた。
内臓はそうそう1回だけの治療では治らないので、
もう数回はきてもらうことになりそうです。

内臓から肩を引っ張っていることは多々あります。
前に子宮の手術をしたという女性も、
手術跡のツッパリを治療したら肩があがるようになり
驚かれたことがあります。
真性の五十肩はシブトイものがありますが、
類似のものなら、治療ですぐ治ってしまうものも多いのです。

2007年06月15日

寝違いではなくて・・・(頸・頸腕症候群の方へ)

「首から左肩が特に痛い、右肩も痛い」という方が来られた。
4、5日前から、何もしなくてもずっと痛いとか。
ご本人は「寝違い」としか思われていないようだが実は違うんです。

学生時代の古傷も多々あるようだったが、
一番の原因は「胃と脾臓」。それは顔色からわかります。
胃と脾臓が悪い分、筋肉が縮んでしまい、
それが原因で椎間が狭まり、痛みがでていたのです。

ご本人が「原因不明」と言われるのも当然で、
胃や脾臓が悪いと、靭帯が伸びたり縮んだりするのですが、
普通の人はそんなことは思ってもみない事でしょう。
西洋医学でも離れた場所に痛みがでる「放射痛」という考え方がありますが、
心臓が悪いと同じ神経支配の背中が痛むという、比較的単純なもので
東洋医学の考え方の方が、ずっと複雑だと言えるでしょう。

胃と脾臓の治療から入ると、首を触らなくても痛みがとれて、
えらく不思議がられてしまいました。

2007年06月26日

2つのめまい(めまいが辛い方へ)

「めまい」には2種類ある。
グルグル回る感覚がある「めまい」と、ふわぁっとする「めまい」だ。
普通はどちらかだけなんですが、2種類ともあるという女性が現れた。

「めまい」の他にも、肩こり、腰痛、手足のむくみと色々の症状があって、
デパスや睡眠薬や、そんな薬を飲みまくっているそうだ。
それも飲みすぎて効かなくなってきたという・・・。
これはあまりにも辛そうだ。

体を診察してみると、小腸から大腸にかけて悪いところがあり、
左の卵巣もかなり腫れている。
腸と卵巣を治療すると、肩こりと「ふわぁっとするめまい」が取れ、
本人もごく普通に立ち上がれて驚いている。

両乳腺炎の炎症をとると、両脇リンパが流れ出し
むくみがとれたし、
顎を治療したら、「グルグルするめまい」も解消。1
回の治療で治しすぎたか・・・?

長期間悪かったようなので、1回の治療ではそうもたない。
薬を飲みすぎで、内臓も弱っているし、
週1くらいで、しばらく通ってもらうことになりそうです。

2007年06月29日

ともかく背中が!(背中が痛む方へ)

「背中が痛くて、痛くて・・・」と言って現れた方がある。
肩甲骨の辺りが痛くて、居ても立ってもいられないらしい。

もんだり、ゴリゴリとしてみたり、色々とされたそうだが
あまり変わらなかったそうだ。

詳しく伺うと、便秘薬は手放せないし、
生理不順もひどく、あったりなかったり。月に2回もあったり!

早速治療してみると、婦人科が元凶で、あちこちに影響があるとみた。
ホルモンのバランスが取れるように持っていくと
あんなに痛かった背中の痛みが取れてしまった。
ご本人もまさかそんな原因とは思われなかったようで、
狐につままれたよう。

最近は雑誌でも、「骨盤がどう」とか「股関節がどう」とか
色々と健康法が増えているようだが、
「まずは悪くしないのが基本!」

骨盤というドンブリには、小腸・大腸・生殖器関連が収納されている。
そこに異常があるということは骨盤がゆがんでいる可能性大。
日ごろから足を組んでいたり、横座りをしたり
骨盤をゆがませる習慣のある方は要注意だ。

早めにシッカリ治療し、あとは姿勢を良くして再発防止!

2007年07月13日

全身がしびれる!?(シビレでお困りの方へ)

うちの診療は朝9時からなんですが、8時ごろに電話がかかってきました。
電話の主は前から来られている患者さん。
息子さんが頭痛がして39.8度の熱が出て、脊椎の髄膜炎で入院し、
退院したものの、全身がしびれていると言う。
そして「息子がそちらに向けて出ましたので、お願いします!」
うちは予約制なので、飛び込みは困るのですが
お母さんの必死に押し切られた形に!(笑)

当の息子さんはまだ20代。
あまりの体調不良に入院したところ、翌日から左手の指先が
ピリピリと痺れて、感覚もおかしくなり、
そのまた翌日からだんだんと、それが左半身全体にひろがったそうだ。
腕、胸、腹、足まで左全部がピリピリしている状態。
その後、どんどんと範囲が広がり、右半身まで痺れてきて
全身がしびれてしまった。
お母さんが慌てたのも、うなづける話だ。

さて体をみてみると、原因は腎臓と思われる。
仕事柄、頻繁にトイレにいけないようで、
そうそう水分もとられない習慣のようだ。
それが季節柄もあって腎臓に負担をかけ、シビレに発展。
腎臓の治療をしていくと、シビレがだんだん取れてきた。
治療が終わった時には、シビレはほぼ完全にとれていた。

が、翌日来られたらまたしびれている。
気質的に内臓が傷んでいると、どうしても回数がかかってしまう。
治る見込みが出て、本人も安心されたところで、
仕事をされながら、腎臓に負担をかけないよう気をつけてもらい、
数回続けて治療の予定。

2007年08月20日

手が開かない!(指が動きにくい方へ)

指が動きにくい、そのうち治るかなと思っていたら、
逆に悪くなってしまった。

簡単に言うと、「手がグーになるけど、パーができない」状態。
手が使いにくい状態は誰でも困るが、
ヴァイオリン奏者の左手であれば、もっとショックが大きいと思う。
恥ずかしながらテレビでしか見たことがないのですが、
すごい動きですよね。

指が動きにくい原因は色々あります。
誰もが一番恐れるのは、脳梗塞などの病気でしょうが、
そうでないならば、さて原因はなんでしょうか?
答えは、首からや、手首から、内臓から、その他と、人それぞれ!
色んな原因があります。
この方の場合は、前鋸筋・上腕二頭筋の緊張が原因。
そこから肩甲骨にロックがかかった状態になり、
連動して手首の骨(豆状骨)をも動きにくくしていました。

筋肉のバランスをとり、肩甲骨・手首と調整していくと、
指が開きだしてきました。
ご本人もその場で指が動き出したので、驚かれた様子。
3年も悪かったようで、すぐに完璧には無理ですが、
治療を重ねるうちに、どんどんスムーズになってきました。

僕の場合もそうですが、指や手は大事な商売道具。
そういう方は多いでしょう。
悪くなるのを待たず、さっさと治してしまいませんか。

2007年08月28日

スポーツが続けられない?!(膝が痛い方へ)

ご両親と息子さんという3人家族で来院されたAさん。
患者さんは、昨年から膝が痛いという背の高い男子高校生だ。
病院では深刻なことを言われたそうで、
ご両親はよほど心配していたらしい。

お父さんの説明によれば、病院で「軟骨が割れている」と
診断されて、手術しかないように言われたそうだ。
人に薦められて来院されたものの、
うちで「治る」とは思っていないような口ぶりだ(笑)

さて、膝をみてみると、私の触診では軟骨が異常とは思われない。
半月板がずれてしまっていて、大腿四頭筋が緊張してしまっている。
大腿骨(ふとももの骨)と脛骨(すねの骨)の間が狭くなり、
膝の中の靭帯が萎縮しているとみた。

半月板の調整から始めて、治療をしていくと、
本人が「今は痛くない」と言うので、お父さんの方が驚かれた!
本人もご両親も、運動部を続けたいと強く思われているので、
夏休みの間に治してしまおうと間隔を詰めて来院していただき、
もう膝も腰も痛みがとれてしまった。

あとはスポーツをしながら、悪くならないように治療をしていけばOK。
本人の希望通り、大学に行っても続けられますよ!

2007年09月27日

膝を骨折した!(骨折が治ってもまだ痛む方へ)

うちに前から来られている患者さんが、交通事故にあわれました。
自転車で駅に向かう途中、急に曲がってきたバイクと接触して転倒。
バイクの人は降りてきて、自転車を移動させて、
「大丈夫ですか?」と訊いてくれたそうなんですが、
ついつい「大丈夫」と答えてしまったのだそうです・・・。

さて、立とうとしても足が痛くて、力が入らない、
バイクが去ってから、身動きできないことに気がついたとか。
ケータイで家族に助けを求め、病院に行ったら
「膝を骨折」されていました。
バイクの人は「骨折」を知らず、誰かわからないまま!

膝を骨折するほどの衝撃を受けている訳ですから、
他にも打撲や擦り傷もあり、色々な不調の原因があります。
病院に内緒で「腰が痛い」とかなんとか、うちに来院されました。
腰痛やら他の症状を治療し、足が速く治るように細工をプラス。

ギブスが取れたらすぐに本格的に治療を開始。
すぐに膝が曲がり始め、病院のリハビリの先生に
「こんなに早い人は初めて」と、えらく驚かれたそうです。
リハビリの超優等生になってしまい。早期卒業に。

患者さんが豆に通ってきてくださったんで、
思うように治療が進み、結果として早くに歩けるようになりました。
ギブスをはめている間でも、治療できることは沢山あります。
そのほうが、結果として完治が早くなります。

2007年10月16日

「膝が痛くて動かせない!」(膝から下が痛む方へ)

「膝から下が、ともかく痛むんです」と言って現れた患者さん。
前に息子さんが来院されていて、勧められたらしい。
「ベッドに寝てください」と声をかけると、
そろそろと慎重に歩いてこられて、ベットに腰かけ、
右足を「よいしょ!」と、両手でベットの上にまで持ち上げてられました。
右足が痛くて、曲げれないし、伸ばせないらしい。

見た瞬間、右膝から下がよじれているのがわかりました。
それを言うと、「1ヶ月前から痛みだしたけど、
膝を痛めた覚えは全くないんです」という返事です。
でも、よくよく話を聞いてみると、3年くらい前からたまに痛み、
正座をして足が疲れると、右足だけちょっと外によけていたのを
思い出されました。

最初の治療で、膝のよじれを取るように治療をすると、
痛みがとれて足が曲がるし、伸ばせるように。
「歩いてみてどう?」と言って、歩いてもらったところ、
右足をかばったような歩き方をされる。
「痛い?」と聞くと、「痛くないけど、怖いんです」とのこと。
もうちょっと治療すると、より普通に歩けるようになり、
その日は歩きと電車で帰宅されました。

「膝を変な方向に曲げないこと!」と注意しておいたのですが、
何かの拍子に悪くなったようで、数日後の一度痛くなりましたが
治療を重ねてほぼ普通の生活にもどられました。

2007年10月22日

歯をカチカチ言わせてしまう!(顎が気になる方へ)

久し振りに顎が悪い方が来院された。
本人の自覚症状としては、「首と肩こり」ですが、
一番気にされていたが、「歯をカチカチといわせてしまう」こと。
カチカチ、カチカチ、歯を鳴らさずにはいられないのだそうです。

症状がでたのは、某国家試験にむけて猛勉強中の時。
試験のストレスが原因かと思われるかもしれませんが、
本当の原因は勉強中の姿勢でした。
ずっと左手で頬杖をついて勉強されていたので、
自分の手で、顎を右前方に押し出してしまい、
自分の顎を、受け口状態にしてしまっていたのです。

ここまでズレている顎も久し振りでしたが、
顎を調整していくと、見た目にも顎が正常になったのが
わかるほど位置が変わりました。
顎の位置が正しくなると、カチカチと鳴らそうと思っても、
もう鳴らせませんと驚かれてました。

何ヶ月もかかってズレた顎なので、
1回だけの治療ではそう長くはいい状態が続かないでしょうが、
「原因」と「治る!」ということが判って、安心されたようです。

大きく口も開かなかったので、
病院に行かれたら、「額関節症」と言われたことでしょう。

今、かなり増えているそうですが、自分が原因という方も
相当数居られると想像しています。

2007年12月25日

全身が「こそばい」

11月に1度もブログを更新できなかった。
(思い返してもドタバタと過ぎていった感がある。)
これからは、もう少しマメに更新したいと反省中。

さてさて、全身が「こそばい」という方が現れた。
(注「こそばい」は「くすぐったい」の関西弁)
この患者さんの主訴はまた別のところにあるのだが、
「こそばい」について書いてみたい。

「こそばい」は異常感覚である。特別にこそばせた訳でなく、
触っただけで「こそばい」のは、ちょっとおかしい。
実際にこそばい場所を治療していくと、
こそばいと感じていた場所が、痛い場所に変化して、
それがとれると、何ともない場所になってしまうのである。

今回の患者さんは、学生時代に合気道をされていた事もあり、
全身のあちこちの関節が微妙にズレていて、
それが「こそばい」原因でした。
肩や足の関節の調整と、
特に頚椎(首の骨)の7番目あたりを治すしていきますと、
「こそばくない!?」と驚いていただきました。
ずっと自分は「こそばがり」で、治るとかは
全く考えた事もなかったとか。

「こそばがり」で、困ってはる方は居られませんか?


2008年01月11日

踵が痛くて歩けない!(かかとが痛む方へ)

踵(かかと)が痛くて、踵をつけないので歩けない。
そういう方が来院されました。

ちゃんと足の裏をついて歩かないと、
悪くもない腰や背中や首、反対の足まで痛くなったりと、

不調がドンドン広がってしまったりします。
足は全身の「土台」、しっかりしてもらわないと!

さて、踵が痛む場合、簡単に分けると2種類あります。
腱にカルシウムが沈着して軟骨ができ、それが原因の場合と、
東洋医学で言う「膀胱経」が悪い場合です。
もちろん、複合している場合もあります。
軟骨が悪さをしている場合は、理解が簡単ですが、
東洋医学を知らない方だと、「膀胱と踵?」と
信じられないとは思います。
不思議でしょうが、体はひとつ! ちゃんと繋がっています。
ただし、「膀胱経」を「膀胱」と同じと思ったら間違いなんです。
微妙なんですが・・・

この方は、踵が痛み出してからかなり時間がたっていて、
ずっと爪先立ちだった性で、足首は固まっているし、
股関節や他にも波及していて、踵の痛みがとれても、
すぐに「普通」に歩けない。
今はまだ「足が痛む人」の歩き方ですが、
元凶の痛みはとれたので、もうすぐごく普通に歩けますから!

2008年01月26日

右半身が痛い!

「右半身が痛いんです」という方が来院されました。
1週間前から突然に、顔の右半分、首の右側、右肩、右腕
そして右わき腹が痛み出したとか。
おまけに右の手のひらのシビレまで!
ご本人はとてもつらく、心配もされたと思います。

たまたまうちの患者さんに「行って来い!」と言われたとかで
来院されました。
ご本人は「何の心当たりも無い」といわれていましたが、
これは本人が作った不調。
いつも腕枕でテレビを見ておられたので、
右側の腋下神経、腋下動脈、おまけに副神経に影響がでいたんですね。

肋骨がゆがんでいるのは、待合室に座ってられる時から
判っていたので、
まずはそこら辺から調整し、
あちこち治療をすると、痛みもシビレも全部とれました。

「仕事の都合で次にいつ来れるか判らない」と言われましたが、
長年の生活習慣が原因なので、1回の治療でどこまでもつか。
早めにもう1度くらいは治療に来られるといいんですがねぇ。
それと「腕枕を絶対にしない事」!!!

2008年02月15日

インターネットならではのご縁(背中痛の原因は?)

先日、思わぬ電話をいただいきました。
「第一整骨にいてらした先生ですか?」という問い合わせです。
私は平成元年に開業する前年まで、第一整骨に勤めていました。
第一整骨の田辺先生が亡くなった後、私を探して来られた患者さんも
ありましたが、最近はほとんどありませんでした。

電話の主は、子供の頃に交通事故で足を傷められ、
田辺先生に治してもらったとのこと。
「現在普通に歩けているのは、田辺先生のお陰」と言われてました。
最近また調子をくずされて、どこがいいかと探されていたそうです。
「第一整骨」で検索にヒットして、随分と驚かれたとか。
インターネットならではのご縁ですね!

今でも第一整骨から続いてこられている患者さんは数人ありますが、
その中には交通事故の後遺症の方もおられます。
交通事故に限らず、骨折やひどい捻挫などの後遺症の方は、
普通の治療ではなく、特殊な操作がいる場合が多いのです。
そんな治療法は学校では教えてくれませんから、
師匠・田辺先生に出会えたことは、私にとっても幸運でした。

今回の患者さんも、体の不調は子供の時の足の怪我が原因でした。
足から治していきますと、背中の痛みなどがとれて、
えらく驚かれていました。
体はひとつ、背中痛でも背中が原因とは限りませんので、ご注意を!

2008年02月18日

右手の指が動かない!

「右手の指が動かない」という方が来院されました。
指が動かないというのは、ご本人には深刻な症状です。
右利きの人の右手ですから、箸は持てないし、
ペンも持てない。他にも様々な不都合があります。

病院では「頚椎ヘルニア」という診断だったそうですが、
症状が首から手までつながっている訳ではありません。
と言うことは、首が原因ではないんです。
手首の骨も良くはないけど、原因というほどでもない。
右手も首もまったく触らずに、原因と見た腹部を治療。
「手はどう?」と聴くと、マシになっていました。

東洋医学の経絡(けいらく)を使っての治療です。
経絡とは、いわゆるツボのつながりで、
手からはつながって胸や腹部に流れています。
占いの親戚のように思われるかもしれませんが、
こうやって、ちゃんと効果がでるんですよ!

上半身には触らずに手が治ったので、
患者さんには「なんで?」と言われましたが、
種明かしは、経絡なのでした。

いつも書きますが、体はひとつ。
お腹が悪くっても、手にきたりするのです。

2008年03月10日

「骨盤、開いてませんか?」(出産後のケアについて)

産後3ヶ月という女性が来院されました。
特に腰が痛いわけでもないそうなのだが、
「骨盤が開いたままなんです。
テレビで芸能人が言ってたんですが、
それは良くないって言ってたんで、気になって・・・」

本人の指摘どおり、骨盤はシッカリと開いてました。
出産時に、骨盤は変形して赤ちゃんが通りやすいように
産道を広げます。
昔から、産後に腹帯をしっかり巻くように言うのは、
骨盤をもとに戻すため。
骨盤がずれてしまうと、不定愁訴(ともかくしんどい)とか、
産後太りの原因になってしまったりするんですね。

骨盤は3個の骨からできています。腸骨が2個と仙骨が1個。
それを繋ぐ関節も3個あり、今回はこの3個の関節と
肩甲骨を調整したところ、骨盤が元に戻りました。
本人にも、術前、術後に手で触っていただき、
「形が変わっているわ!」と確認していただきました。

産後はともかく体力がいるもの、お母さんが元気じゃないと、
赤ちゃんもつらいですからね。

2008年04月08日

手のひら、足の裏が痛い!

今回来院された患者さんは、奈美悦子さんと同じ「掌蹠膿疱症」だと言う。
症状は20年前からでて、報道されるまでは何かわからず、
奈美さんのことから治療を始められ、少しはマシになったとか。
しかし、現在も足の裏の皮が薄く、痛みもシビレもあり、
フローリングなどは、ムートンのスリッパでないと
痛くて歩けなかったのだそうだ。

見てみると、足の骨がえらくずれている。
若い頃はハイヒールで闊歩されていたようだが、
ハイヒールはどうしても踵が不安定で、ぐねりやすい。
これが病気の遠因のひとつに思う。
足の骨を治療すると、床の上で足踏みしながら
「歩けるわ」と驚かれてました。

流石に悪くなったのが古いため、一筋縄ではいかない。
他にも首は痛いし、手も痛いし、腰は痛いし、内股がずっと痛い。
手首を治すと、手の痛みと首がマシになり、
足を治すと、内股と腰はとれたが、全部とはいかない。
3日続けてもらったら、大分楽に生活できるようになられました。

骨がずれているところは、どうしても血行が悪くなる。
そういう場所には湿疹や水虫、痛風などがでやすくなる。
食生活にも原因はありますが、体の「ソコ」に出たのは
他にも原因があったりするのです。

2008年05月12日

肘のあたりが痛む。(肘が痛い方へ)

「肘のあたりが痛いんです。原因はわかっているんですけど」
そういう患者さんが来られた。
原因は1ヶ月前、子供さんと腕のひっぱりあいをして
それから痛み出し、ほっとけば治ると思ったら治らなかった。
まぁ、よくあるパターンですね。

病院では「骨は異常なし」「日にち薬」という診断。
病院は微妙な骨のズレなどは問題にしないので、
小さな症状は切り捨て状態。
検査してもわからないものが多いのです。
でも、要らない薬をもらうより良心的な病院かもしれません。

患者さんの手首と肘が、微妙にズレていました。
引っ張り合いをしたときにひねったのでしょう。
手首と肘を調整したら、痛みは取れてしまいました。

ただ、悪くなってから1ヶ月も経っているので、
癖になっている可能性があります。
癖になっていると、治してもまたズレやすいのです。
簡単な症状でも回数がかかってしまうことも。
悪くなったら悪化を待たないで、早めの治療。
そうすれば痛いつらい時間も治療時間も短くてすみますよ!

2008年06月26日

鼻づまりで、苦しい!

いつも私の文章だと芸がないように思うので、
今回は患者さんにレポートを書いていただきました。

 「若い頃より蓄膿症と言われ、
長年鼻づまりで困っていました。(特に左側)
治療の際、先生が私の手を後頭部にあてさせて、
左の頭蓋骨がふくらんでいるのを教えてくれました。
静脈がうっ血しているとのこと。

 「数十秒の治療で、頭蓋骨のふくらんでいるところが、
かなりへこんできました。不思議です。
お蔭様で鼻はずっと通るようになりました。
とても嬉しい気持ちです。
楽に息ができるのは、とても嬉しいことです。
ありがとうございます。」

Xさん、こちらこそ、元気になっていただけで嬉しいです。

頭蓋骨だけで蓄膿が治るわけではないのですが、
鼻が通るというのはそれだけでも良くなります。
もちろん、他にも色々と治療していますよ。

2008年07月19日

偽パーキンソン?(体が固くなって動けない)

わざわざ九州から来られた年配の女性。
大阪在住の息子さんに勧められて来院されました。
病院ではパーキンソン病と診断され、体が動きにくい。
しかも体が左に傾き、座っていても倒れてしまうという。

主訴は「腰痛」「両肩痛」「肘痛」など。
1日目はベットに寝ていただくにも時間がかかる。
両膝が人工関節なこともあり、膝立ちすることもできない。
寝ていただくと右胸と左胸の高さが全く違う。
体が大きくねじれているのは一目瞭然!

足首から治療を始めると、腰痛が取れてきて、
体のねじれもとるようにもっていく。
両肩の痛みは、体を無理やり支えていたので「使い痛み」
肘も同様で、左肘で椅子の肘掛をつっぱていないと
体が倒れて食事もできない、それで傷めていた。

2日目の治療が終わると、スルスルとベッドの端まで移動され、
前日の苦労とは雲泥の差。
もう座っていても体は傾かず、普通に座っていられます。
これで肩も肘も傷めにくくなりました。

パーキンソン病がそうそう簡単に治る訳もないので、
幸いなことに、今回は偽パーキンソンだったようです。
前に膝の手術をされているので、事の発端が何かは判りませんが、
「不調」が積み重なって、更なる「不調」の原因となり、
どんどん体が動かなくなった模様。
喜んで九州に帰っていただけで、私も嬉しいです。

2008年09月25日

頭が痛くて・・・(頭痛の方へ)

「頭が割れるように痛いんです。予約は早ければ早いほどいいです」
こんな電話がかかってきた。
都合よくその1時間後が空いていたので、早速来院いただいた。

話を聴くと、数日前から頭痛が続き、10分おきにひどく痛み、
病院の痛み止めも効果がないという。
これはシンドイ!

体を見ると、まずショックがある。これは追突事故の後遺症。
それと顎のズレもある。神経痛だと薬も効きにくい。

まずはショックの治療から。
ショックは腹部の調整から治療をはじめるので、
首や頭にさわらずに症状がマシになるので、驚かれる事が多い。

顎のズレというと顎関節症を連想する方が多いと思うが、
顎がすれると、偏頭痛や耳鳴りの原因になったりします。
事務仕事や勉強のときに、頬杖をつく癖のある方は要注意!

治療を終えた後、10分ごとの痛みがきたそうですが、
痛みがごくごく軽かったと喜んでいただきました。
初めての方で、「頭痛で来院」というのは珍しいのですが、
紹介者がやはり頭痛持ちの患者さんでした!

不覚!

8月の末の事です。
不覚にも、すべって転んで、手首を捻挫しました・・・。
犬の散歩中だったとか、道が坂で下が濡れていたとか、
言い訳は色々とあるんですが、本当に不覚!

それは朝6時頃の話で、家に飛んで帰ると
手首が両方ともプクーッと腫れています。
特に右手首の腫れがひどく、「骨折」の言葉が頭をよぎり、
心配はただ「仕事ができるかどうか」それだけでした。

その日の患者さんは、全員お断りさせていただきました。
朝から電話をかけまくり、患者さんには大変ご迷惑をかけました。
患者さんに「お大事に」と言われるようではいけません・・・。

近所の外科でレントゲンを撮った結果、骨折はなく一安心。
また、漢方の湿布薬がとてもよく効き、
自分でも怪我の直後から手首を調整していたので、
数日で仕事復帰することができました。

健康は大事、それを実感する事件でした。
皆様も、怪我や事故にはくれぐれも気を付け下さい。

2008年10月30日

物もちのいい?(長年の腰痛の方へ)

50歳を過ぎたばかりの男性が来院されました。
「腰痛はいつから?」と質問しますと、
「10代、高校生ですでに痛かった」という返事!
別の方で、40歳代中ごろの男性も来院されました。
やはり「高校時代、野球をしてた頃から痛む」とのこと。
皆さん、物もちが良すぎです!
何十年、後生大事に腰痛をもってるんですか~。

40代の方は、あちこち通われたようで、
腰の骨がグサグサに緩んでしまっていました。
確かに、腰椎が悪かったら、腰痛になりますが、
腰痛の原因は腰椎だけではないのです。

今回の腰痛は、二人とも10代の頃の負傷が原因。
男の子なら、怪我のひとつやふたつは当たり前。
でも足首や膝など、傷めて放っておくと、
腰や他の場所に負担がかかるのです。

膝の成長痛(オスグット・シュラッター症候群)も似たようなモノ。
足・膝などを傷めたまま成長した時におこります。
サッサと調整すれば、早いほど治りが早いです。

2008年11月10日

膝の痛む場所、色々!(膝立ちが痛む方へ)

膝が痛い、そういう人は多いです。
初診時に書いていただくカルテにも、
「膝痛」とか、「膝が痛む」とかがよく書いてあります。
でも、右足か左足かとか、内側、外側、正面、裏、
どういう時に痛むかなどは、大抵書いてありません。

膝は痛む場所によって原因が違います。
階段を登るときに痛む、降りるときに痛むのでも、
やはり原因が違います。

では、最近あった面白い膝痛の話をひとつ!
立っても座っても歩いても痛まないのに、
膝立ちになる、うつ伏せで寝ると膝が痛む。
そういう方が来院されました。
膝痛としては珍しい部類でしょう。
たいして困らないので「そんなもんだ」と思っている人も
おられるかもしれません。

原因は「腸脛靭帯(ちょうけいじんたい)」でした。
骨盤から膝につく靭帯で、それが緊張して、
膝をひっぱっていたのです。
それで膝立ちや、四つんばい、うつ伏せなどの姿勢が、
「ひっぱり」が助長させてたのですね。

骨盤や足の調整で痛みがとれましたが、
原因はゴルフでしょうか?
痛くないからと言って、無理されませんように!

2008年12月11日

「ハイヒールで1日立っていたら・・・」(足腰がだるく、痛む方へ)

「今日、なんとか入りませんか?」
そんな電話がかかってきました。
どうしたのかと思いきや、「腰がだるくてだるくて」との事。
寒い日に、ハイヒールを履いて1日立っていたら、
どうしようもなくなってしまったらしい。

ハイヒールで立っていると、どうしても鼠径部が軽く圧迫されます。
鼠径部(そけいぶ)とは、体の前面、お腹と太ももの境目のスジの事。
この説明で判るでしょうか?
で、爪先立ちをすると、ここら辺に力が入るのがわかりますね。

この鼠径部が圧迫されますと、痛み、しびれ、だるさ。
足をもぎ取りたくなるような、なんとも言えない状態になったりします。
(今回の患者さんも、正にこういう状態だったようです。)
鼠径部の下を神経が網の目のように通っており、
これに影響がでてしまうのです。

鼠径部あたりの靭帯・筋肉を調整していきますと、
痛み、だるさなどが解消しました。
寒い日は冷やさないように!
そして、ハイヒールは先のとがっていない横から締め付けない、
5センチヒール以下にしておいてください。

2008年12月15日

「ギックリ腰の原因は?」

「昨日の晩に、ギックリときまして・・・」と電話があった。
寝る前に歯を磨こうと、前かがみになった途端のことだそうだ。
寒くなるとギックリ腰が増えてくる。
どうしても寒さで筋肉が固くなり、故障しやすい。

来院されて、待合室に腰を掛けられているのを見ると、
普通のギックリではないことがわかる。
年配の男性に特有の原因。さて、何でしょうか?
治療の合間に見て判ったので、
「離れたところから見て、判りますか?!」と驚いてもらえました。

原因は「前立腺」でした。
それを中心に治療をすると、すっと立ち上がれるようになり、
笑顔で帰っていただけました。

ギックリ腰の原因は色々です。
腸からくるものは、お腹がうごいて出るものが出ないと治りにくい。
もちろん、内臓でなく筋肉が原因のこともよくあります。
そしてマシになっても、すぐには無理はしないでください。

2009年01月08日

足が激痛で歩けない!(足が痛む方へ)

ともかく足が痛いと言って来院された患者さん。
足を引きずるように来られました。

最初におかしいと思われたのは大分前のことだったそうですが、
仕事の忙しさで、ほったままだったとか。
それがある日突然、右足全体が痛くなり、歩くこともできない。
右足をかばって左足まで痛み出す始末。
トイレに行くのも匍匐(ほふく)前進! 腕力がたよりの状態。
病院に行けば、「通風」と診断されるも、検査をすると違う。
別の病院では、「リウマチ」と言われたものの、
それも検査をすると違う。原因不明???

うちに来られた時、
「足のどこが痛いですか?」と聞いたところ、
「全部です」という簡潔な答え!
特に膝と足首から下が痛むよう。
足首の調整からはいり、ポキっと骨が入ると
すっと足が軽くなったと感じていただけました。
足の骨がズレたままだったのが原因で、
ズレたまま使い続けたせいで、ドンドン悪化したようです。

すでにかなりコジレていたので、時間がかかりましたが、
今は自転車で来られています。歩く姿も、ほんとど普通。
「おかしい」と思われたら、悪化をまたず
早めの治療をどうぞ!

2009年02月07日

今回の腰痛の原因は?(女性で腰痛の方へ)

「腰痛なんです」と来院された女性。
ウェストと仙骨あたり全体が痛むとか。
ご本人は「重い荷物をもったから」と思ってられたようですが、
ギックリ腰にしては変な形なので
じっくり見てみると婦人科が原因でした。

漢方薬で、婦人科の薬を飲んでいるといわれるが、
そのわりには、ホルモンが崩れている。
大分長い間、医者の薬を飲んだ後に
漢方薬に変えたと思われる。
本人に確認すると、その通りだった。

この方は子宮が左後屈気味になっており、
これが「腰痛」「冷え性」「生理不順」の大もと。
おおくが「骨盤のゆがみ」と関係しています。

子宮自体が悪く、これが原因で、
骨盤がずれてくる場合も多々ありますし、
そのほかにも、本人の日常の姿勢が悪いことも
足を組んだり、横座りをよくする人は、
自分で自分の骨盤をゆがめてしまっています。

腰痛、冷え性、生理不順とオサラバしたいと思うなら、
まずはゆがんだ座り方をやめて、左右対称を心がけること。
治療してよくなっても、また姿勢が悪いと
治療が長持ちしませんからね。

2009年02月10日

膝の外側が痛い! 軟骨がちびた???

「膝の外側が痛い」そういう患者さんが来られました。
階段を下りるときも痛むし、平らな所を歩いても痛む。
病院ではレントゲンを撮り、「膝の外側の軟骨がちびている」
と診断されたとか。
しかし、これは明らかにレントゲン写真のとり方が悪くて
半月板か軟骨か良くわかってない場合が多いのです。
正確に、自分の手で触れば判ることなんですが。

仰向けで寝ていただくと、悪いほうのつま先は上を向き、
良いほうのつま先は外側を向いてしまう。
これは半月板の異常と、その他のゆがみもあります。
軟骨だけには限定できません。
半月板とは、太ももの骨と膝下の骨の間に挟まっているクッションです。
内側と外側に1個づつあり、膝を強くねじったとか、
何らかの理由で、膝の骨の間から飛び出してしまう事があるのです。

悪い方の外側半月板を操作して、正常な位置に戻しますと、
上を向いていたつま先が、外側に開きだし
良い方の足の角度に近づいてきました。

今回は大分傷められていたので、治療には数回かかって
しまいしたが、もう普通に歩いておられます。

2009年02月21日

頭痛、首痛の原因は?(首が痛くて頭痛をおこした方へ)

「右の首が痛くて、頭痛までしてきたんです!」
そういう患者さんが来院されました。
病院でMRIやらレントゲンやら、色々と検査しても原因不明。
首を牽引すると余計に痛み出すし、
夜も眠れなかったとか。

一目見て判りました。「顎のズレ」です。
「最後に歯医者に行ったのは?」
「11月末です」
「頭痛、首痛はいつから?」
「1月からです」
どんぴしゃ、でした。
ずれた噛み合わせのままで居た性で、あごや首に負担がかかり、
頭痛までおこしていたのです。

顎を中心に全身を調整しますと、
首と頭の痛みがとれ、楽になっていただけました。
原因があるので、顎を数回治療してから
歯医者に行ってもらうことになりそうです。
家でも両方の歯で噛むようにして下さい。
それが全快への早道です。

2009年02月23日

膝が痛くて、足が着けない?!(膝の裏側が痛む方へ)

来院された時、いきなり片足でピョンピョンと
跳んではいってこられました!

一瞬、怪我かと思いきや、
膝が痛くて、地面に足をつけれないとの事。
診療室には、待合室から這って入ってこられました。

年末に重いものを運ぶことが多く、その頃からの不調。
病院でリハビリしたり、鍼灸院でハリや灸をしていたそうですが、
あまり良くならなかったとのことです。
そして昨日、横断歩道を急いで渡ろうとして
小走りになったところ、膝が「ガクッ!」として、
現在の気の毒な状況に・・・?!

治療を始めると、ただの膝痛ではないことが判りました。
なんと原因が3個もあったのです。
一つ目は、半月板の異常。
二つ目は、足の甲からくる異常。
三つ目は、内臓からくる異常(これが膝裏の痛みです)。
これは痛い訳ですね!

治療した直後は痛みがマシになり、
膝が伸びなかったのがまっすぐに伸びて膝に裏がつくようになり
足の曲げ伸ばしができるようになり、
床に足をつけるようになりました。

しかし、無理して使っていたので、炎症もかなりだったようです。
炎症があっても腫れるところまではいってなかったので
数回つめて通っていただいたら、普通にあるけるはず。
そう思っていたのですが二回続けて治療したら
歩けるようになり、痛いといいながらも
足を引きづらないで、歩いて入ってこられました。

大分良くなったということでした
まだ少し去年傷めたところは痛いそうですが。

成長期の膝痛 膝の前が痛くなる(成長痛、オスグット・シュラッター膝の方へ)

10歳から15歳くらい、丁度ぐーんと身長が伸びる頃、
膝のお皿の下が痛くなる。

男の子が多いのですが、女の子もなります。
膝が痛くて運動ができなくなり、病院に行くと
「成長痛」と診断されます。

今回は中学生の男の子、病院でキッチリと診断されてきました。
成長期だから成長痛なんでしょうが、成長とは関係ありません。
調子が悪いと時々来られる患者さんですが、
今回の膝の痛みも、1回でとれてしまいました。

活発な時期で運動量も多い。転んでもそうそう応えません。
しかし、転んだのも忘れてしまった頃に、
微妙な膝の骨のズレが悪さをするのです。
スポーツに積極的なコに多いのはそのためです。
自分では怪我をしたとは、思ってもみないでしょうが、
最近は筋力がイマイチなのか、ズレやすいようです。

何でもそうですが、早いほど早くなおります。
こじれてしまうと、回数がかかってしまいます。
痛いまま、ずれたまま、成長してしまうとやっかいですから、
我慢せず、早めの治療をどうぞ。

2009年03月05日

子供の手足の麻痺

子供の手足の麻痺。
ご両親は、とても心配される事と思います。
もう何年も前ですが、左手と左足にマヒのある子供が
来院されました。当時6歳。
左足は縮こまっていて、つま先で歩いてました。

「生まれつき」という診断だったそうですが、
私の見解はちょっと違い、まだ首が座る前に
カクっと頭が落ちたのではないかと考えています。
そのために首が悪くなり、手と足にマヒがでたのだと思うのです。

マヒと共に成長してますから、時間はかかりましたが、
左手も使えるようになり、左足もちゃんと着けるようになり、
サッカーで走り回れるようになりました。

今回また別に、やはり左手足にマヒのある子供さんが来院。
やはり「生まれつき」という病院の診断です。
1回目の治療で、足の長さがほぼ揃いました。
どこまで良くなるか、まだわかりませんが、
手応えはあるように感じています。

2009年03月26日

食べなれないものを食べると?!(腸からくる腰痛)

今日は「腸」からくる腰痛の方が続いたので、
それについて書いてみたい。

「ギクッときそうだったんで、その前に・・・」と来られた女性。
診てみると、腸が悪いとわかりました。
「お腹やね、油ものの食べすぎや」と言うと、心外そう。
「油ものはそう食べないんですけど」
よくよく聞くと、先週は忙しくて、外食が多く、
「珍しくフランス料理も食べました」とのこと。
胃腸が慣れないものに困っている状態です。
お腹を中心に治療をしましたが、
これはお腹の中のものが体外にでてこない事には、
腰は完全には治らないんです。

もう一人は、海外出張から帰ってこられた方。
1週間、タイ料理を食べ続けていたとか!
自分でも食べ物が合わないと感じてらしたそうですが、
腰痛の原因だとまでは思われなかったそうです。
腰が痛いのに、大荷物の飛行機での帰国は
本当に大変だったそうです。。。
これも、お腹からきた腰痛でした。

腸からくる腰痛は、ウェストあたりか、少し上が痛みます。
腸に行く神経がそのあたりから出ているからです。

2009年05月11日

「バネ指」、またの名を「弾発指」(指が伸びない方へ)

右手の指がひきつって曲がり、左手で伸ばさないといけない。
伸ばすときに、痛い!そしてプチっと音がなり、
尚且つバネのように伸びる。
そんな症状が「バネ指」」とか「弾発指」とか呼ばれています。
今回の患者さんは、就眠時の歯軋りに加え、手を握り締めてしまう方です。
寝てる間の事ですから、本人に自覚がないので困りものなんですね。

治療で歯ぎしりもよくなりますが、これは横に置いておいて、
まずは指の事から。

指が動かないので、指が悪い、普通そう思われるのですが、
指がわるいとは限りません。
手首、肘、肩などから波及している場合が多いのです。
だからと言って、肩や肘をもんでもダメですよ。
そういう悪さではないのです。
原因のズレを微妙に調整していかないといけません。

なんでもそうですが、これも初期だと早く治ります。
悪いまま「そのうち治る」とほおっておくと、
クセがついてしまって、治りが悪くなってしまいますから
ご注意ください。

2009年05月18日

子供の麻痺、その後

前に書きました、左手と左足に麻痺のある子供さん
その後について、ちょっと書かせていただきます。

治療前は、ピアノを弾こうにも、
左手は、手刀で包丁で切るマネをするようにしか動かせなかったのが、
だいぶ動くようになってきたとか。
それと、何より本人が「明るくなった」とのこと。

それまでは、足が痛くて、友達と遊ぼうという気に
ならなかったそうなんですが、
今は痛みがとれて、毎日遊びまわっているそうです。
ただ、まだまだ完全ではありませんから、
よく転んだりして擦り傷とかが絶えないようですが、
まだ小学生です。
まだまだ良くなってもらえると思います。
転ぶことも減ってきました。

ご家族にもとても喜んでいただけて、
こちらとしても嬉しい限りです。

2009年05月21日

色んなギックリ腰(急な腰痛の方へ)

このインフルエンザ騒ぎで、患者さんからも色々電話が入ります。
「子供の学校が休みで、家を出れなくなりました」とか、
「保育所が休みで、急に孫を預かることになったのに、
腰が痛くなってしまいました」とか!

小さい子供を預かるのに、腰が痛くては大変です。
早速、来院された方の体をみてみますと、
悪いのは腰自体でなく、
10年前に手術した胆のうの痕でした。
それが腰に痛みをおこしていたのです。
ファントムペインというモノですね。
お腹を調整したところ痛みがとれて、
「えぇ~?!」と驚いていただけました。
(まだ腰には触っていなかったのです。)

痛みがとれても、すぐに無理をするのはよくないのですが、
非常事態なので、まぁしょうがない。
できるだけ、負担の無いようにしていただくしかありません。

他にも腰が悪くない腰痛がありました。
学生時代はラグビーをしていたという男性。
右肩は脱臼したことがあるし、右膝も傷めたことがある。
右肩がひっぱっていたので、調整したところ、、
膝を触る前に、腰の痛みはとれてしまいました。
当然、膝も治療しています。

「疲れ」や「冷え」などで、筋肉の弾力が失われたりしますと、
古傷が悪さをしたりするのです。
レントゲンをとっても、
「それほど腰は悪くない」などと言われた方。
一度ご相談下さい。
もちろん、悪い腰も治しています。

2009年06月04日

足がモタモタする・・・(足に力が入らない方へ)

押し車を押してこられた年配の女性。
足がもたついて歩けないので、3年も病院に通っていたとか。
でも病院では、特によくもならないので、
「少しでもよくなるなら」と来院されました。

足の動きは、腰の上の方、背中の下の方に関係があります。
ここの辺りが悪いと、足が上がらない、足が前にでないとか
そんな症状がでてきてしまうのです。
この方の場合は、腰痛ももっておられました。

年の割には、体が凝り固まっていない方で、
これなら良くなるのは早いと思いました。
腰を中心に治療をしたところ、腰の痛みがとれ、
帰られるときには、「しゃんと立ってます!」と
言っていただけました。

足が上がらないなどの症状は、筋力の衰えと思われがちですが、
腰からくることもあるのです。
体操しようにも足が動かないようでしたら、
一度ご相談下さい。

2009年07月10日

「むち打ち症」って?

「むち打ち」よく聞きますよね。
では、どんな風になるかと言うと、
急なショックを受けて、首が鞭のようにしなった時になります。
重さのある頭に振り回されて、首をはじめ背骨にダメージをうけます。
特に肋骨の支えの無い、首と腰に起こしやすい。
自動車事故の鞭打ちもそうだし、
階段から落ちるのも鞭打ち。
自転車でこけるのも鞭打ち。
それは、だるま落としで下をたたいて
上のほうまでががたがたずれる状態に似ています。

「急なショックの不意打ち」、これがキーワードです。
なので、身構えていればなりにくい。
(まぁ、鍛錬が必要ですが・・・)

むかし、今の柔道よりもっとハードな、柔術という武道がありました。
(その前身は、戦国時代からある組討術)
そのほかにも古い武道はたくさんあるのですが、
そのころの練習方法はというと
投げて投げて投げまくり、
自然に受身を覚えさせるという、スパルタ式!
最初は受身ができませんから、当然ショックでむち打ち症と
同じ症状をおこしてしまいます。
そのための治療方法として、
流派によって様々な治し方が伝わっていました。

ひとつの治療法としては、
背骨の上をとんとんと軽くたたくというものがあります。
コツがあるので説明が難しいのですが、
特殊なたたき方で、おおよそ「一時(いっとき)」
ですから、約二時間くらいたたき続けると治る、と恩師から聞きました。

他にも色々な治療法が伝わっています。
昔も今も、鞭打ちは「治せる」ものなのです。

2009年07月17日

目が閉じない!(顔面神経麻痺に方へ)

顔の右半分の感覚がなくなり、目は閉じないし、
食べれば口の中のものがこぼれてしまう・・・。

誰もが「脳梗塞?!」と、ぞっとする状態ですが、
本人は中学生だし、脳の検査も異常なし。

柔道をやっていて、前から「首が痛い」「背中がいたい」と
ポツポツ言っていたそうなのですが、
ある日、ハードな練習があったその夜、
「口の中の感覚がない」と言い出し、
翌朝には、右の顔の感覚がなくなっていたのだとか。

病院で、点滴やらなにやら治療したものの、
1週間たっても症状に変化がなく、
そこにきて当院に連絡いただきました。

体を見てみると、あっちこちが悪い。
首や背中をはじめ、悪いところが多く、
「これは、しんどかったやろ~」と口にでてしまった程。
とりあえず、治療1日目で、目が閉じて、
口の感覚がでてきました。

かなり悪いので、毎日通っていただき、
2日目には顔の感覚がでてきました。
3日目で、口も閉じるようになり、
息が漏れなくなりました。
もっと来院が早ければよかったのですが、
ともかく最初につめて治療すれば、あとあと差が大きいのです。
完全に治しておかないと、長い人生が待っていますからね。

2009年09月17日

足がペタペタいう・・・

すっかり秋の気配。
気がつくと、8月はブログを更新してませんでした。
これからは、もうちょっと「マメ」を目指します!

さて、「足がペタペタいって、歩きにくい」という方が来院されました。
悪いほうの足をかばって、良い方の足まで調子が悪いとか。
つま先も上がっていないようです。

よく見ると、悪いほうの足には、古い捻挫がありました。
捻挫で足の甲の骨がずれると、
つま先が上がりにくかったりするのです。

また「両足で足の大きさが違う」とのことでしたが、
捻挫をすると、靭帯がしまって足が小さくなるか、
靭帯が緩んでしまって、足が大きくなる場合があります。
利き足かどうかや、他の要因でかわってきます。
今回の患者さんは、悪い方の足が小さくなっていました。

捻挫を治したところ、首や肩こりもとれました。
足は土台です。家なら基礎部分です。
ここが傾くと、その上も全部影響がでます。

土台の狂いがなおれば、長く歩くと痛む腰も、
時々痛む膝も、もちろん肩こりも、
どんどん良い方向へいきますよ。

2009年09月28日

顔がひきつる!

前に、「体がこそばい」という話を書いたとき、
「こんな症状は珍しいから、そう反応は無いだろう」などと思っていたら、
「体中がこそばいんです」という人がちゃんと現れた。

「顔がひきつる」という患者さんも、珍しいけど2人目。
ご本人にそう言ってみたら、意外そう。
色んな症状がありますが、本人が思っているより
同じ事で悩んでいる人は結構多いもんなんですよ。

「自分は笑っているのに顔が引きつって笑えない」というと
人には「そんなには見えない」といわれる。
でも自分では、顔がひきつったままで、
マシになったり、悪化したり、
ともかく基本はひきつっている状態だという方。
治療を始めて、すぐに前の同じ症状の人を思い出しました。
そう、問題は三叉神経!

三つに分かれている神経だからから「三叉神経」と言うのですが、
実はもっと分岐しています。
ですので、治療のポイントも、3ヶ所ではく、5ヶ所です!
(解剖の本でもここまで書いているのは少ないです)
それに、後頭部にも別のツボがあり、
全部で6ヶ所を治すと、「顔が柔らかくなった」と
言っていただけました。

神経の分岐を3ヶ所治しただけでは、治療が長持ちしません。
神経の分岐は要チェックです。

治療を数回重ねると、顔を洗っていても「今までと違う」
感じていただけるようになりました。

2009年10月10日

禁煙したら・・・?!

知り合いが、急性の糖尿で入院したと言う。
糖尿の気など、全くなかった人なので、
よくよく話を聞いてみたところ
「禁煙」が原因だとか!

禁煙をしようと思いたち、タバコの代わりに、
朝から晩まで、ひたすら飴をなめ続け、
なんと1日1袋のペースで飴を消費!!
いきなりゴーンと血糖値が急上昇。
緊急入院になった次第なのだそうだ・・・。

「禁煙は止めや!」と飴を捨て、
またタバコを吸い始めたら、血糖値は元通り。
即退院。。。

「首が動かなくなりました!」と来院された患者さん。
診てみると、えらく顎が悪い。
首が悪くなった原因はどうも顎のように思える。
「なんか固いもんでも食べました?」と聞いてみると、
なんと「禁煙ガムを1日中噛んでました。」とのこと?!
顎を調整したところ、首は動くようになりました。

禁煙して、不健康になったてたら、元も子もありません。
まぁ、「無理矢理」は禁物と言うことで(笑)

2009年11月06日

成長痛で膝が痛い!(オスグット・シュラッター病)

世に言う「成長痛」、
難しく言えば「オスグット・シュラッター病」。
これだけでは、何の病気かわかりませんね。

これは、子供に起こるもので、
急激に成長した場合、骨の成長に筋肉が追いつかず、
膝などに痛みがでるというもの。
しかし、私はそれ以外の原因が多いように思います。

まず、スポーツをしている子に多いのです。
成長途中の動きの大きい関節が、
ショックでズレているだけの場合が多く、
数回の治療でよくなる場合がほとんどです。

今回治療した子は、体操をしていて、
病院で「なりかけ」と言われたそう。
仰向けに寝ると、悪いほうの膝がせり出していて、
関節のズレは一目瞭然!
膝で着地したり、膝立ちで演技したりで、
膝に負担がかかっていたようです。
2回目の来院の際には、
1回目の治療で「もう痛くなくなった」とのことでした。

ジャンプの着地に、膝をうまく屈伸できず、
その衝撃が膝にさらなる負担になっていましたが、
その原因は「お腹!」
意外かもしれませんが、お腹と膝を調整したところ、
膝の屈伸も無理なくできようになりました。

最後になりましたが、真正の「成長痛」の話を!
1年に、しかも夏休みだけで10センチ以上も背が伸びた子が、
本当の成長痛でした。
結論から言いますと「治ります」。
ただし、2、3回では難しい。
もうちょっと回数がかかると思ってください。

膝をつくと痛いという大人。
これは大抵、膝関節のズレです。これも治ります。
念のため(笑)

2009年11月14日

痛いのは全身!

初めは「全身が痛い!」と言われていた患者さん。
大分元気になってこられました。

最初はともかく痛く、寝返りもできなかったので、
夜も寝たら、ずーっとその体勢のまま
出勤後は、ずーっと座ったまま・・・。
(事務でなかったら、仕事は続かなかったとの談)

初めは腰が痛くなり、右膝が痛くなり、
右手首と右肩、首、それから左膝と痛くなり、
その後も、臀部や胸部・背中と広がり、
他にも歯まで痛みだしたとか!
つまりが「全身!」

週1で半年通っていただき、今はかなり楽に。
上半身で残るのは首だけ、下半身も右膝だけ。
(それも痛みは7割減くらいとか)
左膝はかすかに違和感がある程度。
とくに左半身が楽になられました。

色々な原因が複合的に重なっていたので、
地道に一つずつ原因を治療していきました。
それも後もう一歩です。

長い事かかって悪くなったものは、
どうしても時間がかかってしまいますが、
ちゃんと楽になっていただけます。

2010年01月18日

体操したら・・・?(腰痛の方へ)

腰痛になって、病院に行くと、
まず牽引されて、体操を勧められます。

僕に言わせれば、牽引も「合う、合わない」があるし、
体操にもやはり「合う、合わない」があって、
頑張って体操をして、悪化する方もある。

本当に悪く、入院とかの場合は、
ひたすら鎮痛剤を飲むだけで、
牽引も体操も、そこまで悪いとやりません。
つまり、本当に悪いときに「できない」という事は、
牽引も体操も本当は利かないということ。
根本の原因を解消できないということです。

患者さんにも、「首のストレッチはダメ!」と言っても、
「腰痛体操は、あなたには合わない!」と言っても、
ちっとも聞いてくれない方があります。
やっと止める気になってもらえたら、
その途端に首がよくなったり、
「じゃあ、腰痛体操もやめてみよう」という事で、
腰痛がピタッとマシになったり、
それだけで良くなることも多々あるのです。

「どうしても体操をしたい!」と言う方は、
ラジオ体操がお勧めです。
痛くない範囲で、無理せずやってください。
散歩も有効です。
くれぐれも、テレビや雑誌などを鵜呑みにしないで!
自己流の体操とかは、もっての外ですよ。

年があけたと思ったら(飛蚊症の方へ)

お正月が過ぎたと思ったら、
もう1月も半分以上が過ぎてしまった。
しかしまだ「平成21年」と書き間違える事多し(笑)。

「音符が見えるんです」と、
患者さんが来られたのは、年末のこと。
病院では「飛蚊症」と診断されたとか。
「飛蚊症」は、目の前に蚊のような黒い点が見えたり、
糸くずのようなものが見えたりします。
「音符」というのは、なかなか楽しい表現。
医師には「これは眼球のシワなので治らない」と言われたそうだ。

私に言わせれば、
「治らないなんて、なんと大げさな・・・」
目を使いすぎると、首がコリコリになるというのを、
経験した人は多いことと思う。
目と首は関係が深いのです。
首を重点的に、全身を調整すると、
音符がどんどん小さくなり、
治療が終わったときには無くなってました。

「音符が消えて、目の前が明るくなった!」
喜んでいただけました。
目障りなものが無いと、気分もすっきりしますよ。

2010年02月04日

膝が曲がらない!

「膝が半年前から曲がらないんです」と患者さんが来院。
昨年の春に、左足をぐねり、
しばらく歩けないほど痛かったそうなのですが、
左足をかばっていたら、右の膝が悪くなり、
左足が治っても、右膝は曲がらないまま・・・。

試しに曲げてみていただいたら、
直角くらいにしか曲がりませんでした。
膝が痛いというよりは、膝の裏がつったような痛みで
ひっかかる模様。

色々見てみると、内臓の反射の痛みのように見え、
肝臓をメインに治療を進めると、
段々と膝が曲がってきました。
左足は直接の原因ではなかったようです。

2回目の治療では、かかとがお尻に付きそうな
ところまできました。

しばらく正座をしていないので、
関節も固くなっているようです。
念願の正座まで、もう一歩のところ。
「足がうずかないので、ぐっすり眠れるのが嬉しい」と
おっしゃっていただけました。

2010年02月26日

「脊椎管狭窄症」と言われました!

「脊椎管狭窄症」と病院で診断された方が来院されました。
病院では牽引したり、薬を処方されたりしたそうですが、
症状はあまりかわらなかったそうです。
それで、その方の友人(うちの患者さん)に
「行け、行け!」と、せっつかれて、
とうとう来院されたのでした。

その方の痛いところを診てみると、
「腰痛」とは言うものの、
痛むのは、両のお尻や、太もも、ふくらはぎ等、
腰自体が痛むわけではありません。
痛みの原因のほとんどは、尾てい骨と足でした!
尾てい骨は骨折の跡が有り、それが臀部の異常につながり、
脚の不調は、足の甲の捻挫からで、
下から上に悪いのが影響していたのであって、
背骨には関係がなかったのです。
無用に手術とかをされなくて、本当に良かった。

スポーツやランニングが好きな方なので、
昔に尻餅をついた尾てい骨と、
傷めた足が、悪さをしていたようです。
尾てい骨と足の捻挫を治すと、ふくらはぎも太ももも、お尻も
痛みがとれてしまいました。
長年悪かったので、完治にはもうちょっとかかりますが、
早速、外出の予定も増やされて、
「調子が悪いから不参加」と言われていた節分際に
早速参加されて来られたようです。

2010年03月09日

いつもと違う腰痛

5.、6年前に腰痛で来られた患者さんから
「ギックリをしました!」と電話がかかってきました。
来院されて、詳しく話をきくと
「今までは予兆があったのに、今回は突然だった」との事。
ちょっと違う腰痛のようです。

腰を治しても、どうも痛みがとれにくく、
改めてよくお腹を見てみると、
盲腸の癒着が引っ張って悪さをしてました。
昔に手術した盲腸が原因だったのです。
癒着を緩める治療をすると、8割がたの痛みがとれました。

しかし、「あともうちょっと」が取れません・・・。
何かがおかしいと思い、詳しく話しを聞いてみると
腰痛になる前日、古い友人と久しぶりに会い、
9時間も飲み続けていたというのです!
お酒はそう強い方でないということで、
飲んだものの大半は、氷たっぷりのソフトドリンク!!
内臓が冷え切ってしまったのが悪かったのでした。

やっと納得!
内臓が悪くなった原因がわかり、
腸メインの治療にきりかえました。
暴飲暴食は、腰痛の原因にもなるのです。
痛い思いをする前に、「ほどほど」にしておきましょう。

About 先生のひとりごと

ブログ「山岸健康院黒ひげブログ」のカテゴリ「先生のひとりごと」に投稿されたすべてのエントリーのアーカイブのページです。新しい順番に並んでいます。

前のカテゴリはザ淀川広告です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Creative Commons License
このブログは、次のライセンスで保護されています。 クリエイティブ・コモンズ・ライセンス.
Powered by
Movable Type