プロフィール

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数えてみると、今年でこの道「39年目」。もうすぐ40年目に突入します!
私が「この道」に入ったのは、専門学校に入学した19歳9月の時に、師匠こと田辺先生の第一整骨に入門(就職)したときのことです。田辺先生(故人)は明治生まれ。頑固で凝り性で、器用な上にとても研究熱心な人でした。
師匠のところは住み込みで食事つき。私は内弟子であり書生的な立場でしたので、お給料はお小遣い程度で、初任給は6,000円でした。
就職したばかりの頃は僕は治療も何も出来ませんでしたが、10年も経つ頃には僕がほとんど治療をして師匠が最後にポイントを決める、という位に成長していました。
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師匠は「身体の骨はどれでも動かせる」と豪語して、実際に頭骸骨の歪みだって治してみせました。師匠・田辺先生に出会えたことは、私にとってとても幸運でした。
結局師匠のところで僕は13年間お世話になり、その後退職し開業の準備に入りました。開業した年は、覚えやすい平成元年。今年は平成28年なので、28年目に突入したところです。
開業して4半世紀を過ぎていたと思うと、なんとも感慨深いものがあります。先日観たテレビ番組で言っていたのですが、新規開店する飲食店のうち、10年後に店が残っているのはわずか1割だそうで10軒に1軒だけなのだとか。僕がここまでやってこれたのも、ひとえに患者さんのおかげ。感謝、感謝です。