「私は腰痛なんですが、何回で治りますか?」
電話でこう訊いてくる方がある。
気になるのは判るのですが、これがほとほと困る質問なのである。。。
「私は風邪なんですが、病院に何回行けば治りますか?」
こう病院に電話したとします。答えを想像できますか?
本人の自己判断で風邪だとしても、喘息もちとか糖尿があるとか、
色々な状況が考えられますし、
高齢なら肺炎に移行していることも考えられます。
本人は風邪だと言っても、それは素人判断ですから、
風邪ではなく、もっと重篤な病気の初期症状かもしれません。
本人に「ただの腰痛です。」と言われても、電話では何とも言えません。
腰痛にも色々な原因や状況が考えられるからです。
「お医者さんに○○と言われました」と言われる方もありますが、
医師とは診断のポイントが違うので、参考程度にしかなりません。
これは実際の話ですが、足が痛くて病院に行かれて、お医者さんにレントゲンを見ながら「異常ないですね」とだけ言われ方がいます。
そういう痛みをとるのが、まさに僕の仕事なので、診断ポイントが違うのをわかっていただけるでしょうか。
百聞は一見にしかず、見てみないことには判りません!