黒ヒゲブログ

腰痛にも色々ある。

いつも不思議な事だと思うのだが、
似たような患者さんが重なることが多い。
最近多いのが、「尾てい骨からくる腰痛」である。

「何軒か見てもらったけど、良くならなかった」という人に多い様で、
「悪いのは、尾てい骨ですね」と言うと、
「えっ、尾てい骨ですか?! 初めて言われました」と、結構驚かれる。

尾てい骨が悪いと、内股から膝の内側かけて痛くなったり、
太ももの外側が痛くなったり、
尾てい骨のすぐ脇くらいが痛くなったり、
頭痛が起こす人もある。

尾てい骨から治すと、痛みが取れてきて、
「ひどい尻餅をついたことがあるでしょう」と訊くと、
「階段をお尻で15、6段ほど落ちた」とか、
「雨でぬれた床で滑ったことがあるけど、アレかしら?」とか、
ちゃんと「身に覚え?」がある方がほとんどだ。

尾てい骨は、小さな骨ですが、背骨の一部。
ちゃんと治さないと、色んな不調の原因になります。
尾てい骨のすぐ横、痔の原因になることもあります。
覚えのある方は、ご注意を!

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